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業界ナビ:歌が上手くなる方法7選!家でもできるおすすめ練習法を紹介

歌が上手くなる方法7選!家でもできるおすすめ練習法を紹介

歌は正しい練習を積むことによって上手になります。しかし、練習といっても具体的に何をしたらよいのかわからないという方もいるでしょう。

歌の練習は、練習法やアプリを使用して自宅で行うこともできますが、正しく行わないと悪いクセがついてしまいます。そこで本記事では、歌が上手くなる方法を詳しく紹介します。

歌が上手い人と下手な人の違い

歌が上手い人と下手な人の違い

そもそも歌が上手い人と下手な人にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、歌が上手い人と下手な人の違いを解説します。

音程

音程とは、基準とした音に対してもう1つの音がどれくらい離れているかを指すもので、2度や3度などの度数で表現されます。

歌が上手い人は音程のズレが小さく、歌が下手な人は音程がズレやすいのが特徴です。音程がズレていても、正しい練習で克服できます。

声量

声量がある人はそうでない人に比べて歌が上手い傾向にあります。その理由は、声が大きい人は自然に出せる音量が大きいため、声が小さい人に比べて楽に声が出せるためです。

声が小さい人が声量を出すのは難しいですが、反対に声が大きい人が声量を絞ることは簡単にできます。そのため、声量がある人の方が音域は広くなり、さまざまな曲に対応できるというわけです。

しかし、声量があるからといって必ず歌が上手とは限りません。

声量があっても音程やリズム感がないと上手く歌うことはできないでしょう。声量があって歌が上手くない方は、音程やリズム感を鍛えることで上手になります。

リズム感

歌が上手い人はリズム感があります。リズム感は、メロディーやハーモニーと並ぶ音楽の3大要素の1つであり、リズム感が欠けていると音楽に乗って上手に歌うことはできません。

そもそもリズム感とは、曲が持つ周期性を理解して音楽が持つ魅力を表現する能力のことです。どの曲にも一定のリズムがあり、パターンを理解するためには頭や耳でリズムを感じなければなりません。

リズム感がある人は区切られた時間の中でリズムパターンが刻めるため、タイミングがズレたとしても正しいリズムに戻すことができます。また、歌の表現力も高めるためにもリズム感が重要です。

歌が上手くなる方法7選

歌が上手くなる方法7選

歌の上手さを決める要素の音程、声量、リズム感は練習で鍛えることができます。ここでは、歌が上手くなる方法7選を紹介します。

自分のキーに合った曲を選ぶ

歌の練習をする場合、まずは自分のキーに合った曲を選びましょう。そのためには、下記の3つを行う必要があります。

  • 自分の歌を録音して自分の歌声や音域を知る
  • 自分がどんな風に歌いたいかをイメージして曲のキーを決める
  • 歌いたい曲が決まっている場合はカラオケでキー変更を行う

自分の歌声を理解して、そのあとは自分の歌声に適している曲を選ぶのがコツです。

練習する場合は曲のキーを変更できるカラオケがおすすめで、+1なら半音上がり、-1なら半音下がりになるため覚えておきましょう。

体の筋肉をほぐしてリラックスする

歌を上手く歌うためには、歌う前に体の筋肉をほぐしてリラックスすることが大切です。

体の筋肉をほぐすためには全身ストレッチがおすすめで、無駄な力を抜いてリラックスした状態を作りましょう。筋肉の緊張がほぐれることで腹式呼吸もしやすくなるため、ミックスボイスや声量を出す練習にもなります。

正しいマイクの持ち方を覚える

マイクを正しく持つことは、上手く歌うために必要なことです。マイクの持ち方を変えるだけで、上手く歌えるようになったという例は多くあります。

マイクの持ち方は下記の3パターンです。

  • マイクの先端を口の正面に向ける
  • マイクと口の距離はこぶし1つ分くらいにする
  • マイクに対して顔を少し上向きにする

また、腕の力だけでマイクを持っていると自然に向きがズレてしまいます。そのため、マイクを持つ手の脇を閉めて、マイクを固定して落とさないイメージをしながら持ちましょう。

背筋を伸ばして姿勢をきれいにする

上手に歌うためには、声が通りやすいように背筋を伸ばして姿勢をきれいにしましょう。背筋を伸ばすことで肺や横隔膜の動きが安定するため腹式呼吸も持続できます。

背筋を伸ばすために必要な背筋を鍛えるおすすめのトレーニング法は、バックエクステンションです。下記の手順で行います。

  1. 1.マットの上でうつ伏せになる
  2. 2.両手の指先を耳に添えて肘を横に伸ばす
  3. 3.両足と胸をゆっくりと上に上げて1秒間停止
  4. 4.ゆっくりと元に戻していく
  5. 5.1~4を10回ほど繰り返す

きついと感じる場合は、自分のペースで少しずつ慣らしましょう。

歌詞の子音と母音を意識する

歌を上手に歌うためには、子音と母音をバランス良く発声することがコツです。

子音を強く発声することで、リズムに乗りやすく曲に起伏をつけられる効果があります。また、母音をはっきり発声することで、音に広がりを持たせることができます。

抑揚をつける

上手に歌うためには、歌うときに音の強弱を意識しながら抑揚をつけましょう。

歌が上手な人は、無意識のうちに声に強弱をつけて声の音程を上下させたりします。このような声の変化が声の抑揚です。

抑揚をつけるために意識したいポイントは下記の3つです。

  • 声に強弱をつけてメリハリをつける
  • 歌詞の意味を理解しながら感情を入れて歌う
  • 音量は急に上げずになだらなかに変化させる

普段の会話でも抑揚をつけながら話すことを意識すると、抑揚をつける練習になります。

ビブラートやファルセットを使う

ビブラートやファルセットを使うことで、歌が上手になります。

ビブラートは声を伸ばすときに声を揺らすこと、ファルセットは息漏れさせた裏声です。ビブラートは小刻みに声を揺らし、ファルセットは腹式呼吸を意識して咽頭を開く感覚で出します。

しかし、歌が上手くなりたいという方の中にはビブラートやファルセットが出せない方もいるでしょう。自己流だとクセがついてしまう可能性があるため、正しくビブラートやファルセットを使いたい場合はプロの指導を受けるのがおすすめです。

歌が上手くなるおすすめ練習法5選

歌が上手くなるおすすめ練習法5選

歌を上手に歌うためには練習が必要です。ここでは、歌が上手くなるためのおすすめ練習法を5つ紹介します。

リップロール

リップロールは、ボイストレーニングの基礎的な練習法の1つで歌の練習にも使えます。発声の基本が身につくため、高い音程や息の量をコントロールできるようになります。

リップロールのやり方は下記の通りです。

  1. 1.軽く唇を閉じる
  2. 2.上唇を前に出してアヒル口を作る
  3. 3.口角を上げる
  4. 4.息を吐く

慣れてきたら音の長さや高さを変えてみましょう。また、リップロールばかりすると声がやせ細ってしまう場合もあるため注意が必要です。

ハミング

ハミングは、口を閉じたまま歌う方法で歌の練習にも最適です。喉への負担が少ないことから、ボイストレーニング前のウォーミングアップにも使われています。

ハミングのやり方は下記の通りです。

  1. 1.体の力を抜いて口を閉じる
  2. 2.腹部に手を当てて腹式呼吸を行う
  3. 3.鼻から息をゆっくり吸い込む
  4. 4.「んー」とロングトーンで発声する

ポイントは鼻腔共鳴や腹式呼吸を意識しながら行うことです。息は一気に吐き出すのではなく、一定のペースを保ちましょう。

自分の声を録音して研究

自分の歌声を知ることは歌の上達に欠かせないため、自分の声を録音して研究することも練習方法の1つです。

自分の声を研究して歌の上達に活かすためには下記のポイントを意識しましょう。

  • テンポやリズムが合っているか
  • 音程が合っているか
  • クセがないか

録音した曲を聞いても、自分でどこが出来ていないかの把握ができない場合は第三者に聞いてもらうのもおすすめです。

腹式呼吸を習得する

歌が上手くなる練習方法として、息を吸う際にお腹を膨らませて横隔膜を動かす腹式呼吸の習得があります。一度に吸える空気量は胸式呼吸の3倍以上にもなり、発声がよりしやすく効果が期待できます。

腹式呼吸のやり方は下記の通りです。

  1. 1.ゆっくり息を吐ききる
  2. 2.鼻からゆっくりと3秒くらいかけてお腹を膨らませるように息を吸い込む
  3. 3.1~2を10分程度繰り返す

慣れないうちは、横になることで自然と腹式呼吸ができます。慣れるまでは仰向けで行い、慣れてきたら立った状態や座った条で腹式呼吸の練習をしましょう。

上手くなりたい曲をひたすら聴く

上手くなりたい曲をひたすら聴くことも歌が上手くなる練習方法の1つです。歌を聴くことによって下記のような効果が期待できます。

  • さまざまなジャンルの歌を聴くことで歌い方のテクニックを学べる
  • 歌手のライブ映像を見ることで歌手の歌い方を学べる
  • 歌詞を読みながら聴くことで歌の意味ができる

また、歌を口ずさむことで歌のメロディーやリズムを覚えて歌いやすくなります。歌うだけでなく聴くことも練習方法として有効になるので覚えておきましょう。

歌の練習に使えるおすすめアプリ

歌の練習に使えるおすすめアプリ

歌の練習を自宅やレンタルスタジオで行う場合に便利なのがアプリです。

最近は、音程やリズムなどの歌の基本的なポイントを修正し、カラオケの上達をサポートするアプリがスマホでダウンロードできます。下の表におすすめのアプリをまとめています。

アプリ名 特徴
①Pokekara 本格的な採点ができる無料カラオケアプリ
②JOYSOUND 収録曲が多い無料カラオケ練習アプリ
③music.jp ハイレゾ音源再生に対応している無料カラオケアプリ
④うたオン カラオケの練習風景をライブ配信して第三者に聞いてもらえる
⑤Smule 歌声のエフェクト機能があって音声の録音も動画の撮影もできる

歌の練習ができるカラオケアプリは無料で利用できるものも多くあるため、お金をかけたくないという場合や気軽に練習したいときにおすすめです。

本気で歌が上手くなりたいならプロから指導を受けるのがおすすめ!

本気で歌が上手くなりたいならプロから指導を受けるのがおすすめ!

本気で歌が上手くなりたいなら、プロから指導を受けるのがおすすめです。プロから指導を受けることで下記のようなメリットがあります。

  • 歌の練習時間を確保できる
  • 正しい発声練習を学べる
  • 自主練習の具体的なやり方がわかる
  • クセが直せる
  • クセをつけない

自分で練習をする場合、間違った方法で練習をすると歌にクセがついてしまう場合があります。

一度クセがついてしまうと直すことが難しくなるため、クセをつけないためにもプロから指導を受けるのがおすすめです。

プロから指導を受けて本気で歌が上手くなりたい方は、代々木アニメーション学院をチェックしてください。声優アニソン科では、「ラブライブ!」(μ’s)の音楽プロデュースを手掛けた木皿洋平氏がカリキュラムを監修しており、現役アイドル「=LOVE」「≠ME」「≒JOY」も学んだ、幅広いジャンルの歌唱レッスンを行っています。基本的なボイストレーニングからコーラスワークまで、基礎から学べます。

スケジュールに合わせて受講できる週1コースや無料相談会もあるため、まずはお気軽にご連絡ください。

まとめ

歌を上手く歌うためには、声量やリズム、音程を上達させる必要があります。これらは、自宅で練習法を実践したり、無料のカラオケアプリを使って鍛えることも可能です。

しかし、自己流で練習するとクセがついてしまう場合もあるため注意する必要があります。クセがついてしまうと元に戻すのは難しいため、確実に歌のスキルアップをするためにはプロから指導を受けるのがおすすめです。

代々木アニメーション学院では、プロの指導を受けながら歌が上手くなるカリキュラムを用意しています。多忙な方でも利用できるように週1回コースもあり、スケジュールに合わせて学べます。

歌が上手くなりたい!という方は、お気軽にお問い合わせください。

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