

Department of Director アニメ監督・演出科
アニメ作品を完成させるために求められるのは制作工程全体を把握し、
現場をコントロールする力。
アニメ制作のあらゆる知識を持ち、スタッフに的確な指示を出せる
スキルと経験が必要です。
最先端の映像演出とチーム統率力を養い、次代のリーダーをめざします。
全日制
高等部
アニメ作品を完成させるために求められるのは制作工程全体を把握し、現場をコントロールする力。
アニメ制作のあらゆる知識を持ち、スタッフに的確な指示を出せるスキルと経験が必要です。
最先端の映像演出とチーム統率力を養い、次代のリーダーをめざします。
アニメ監督・演出科 [3]つの強み
アニメーション制作全工程を学べる

アニメ監督や演出は、作品の全工程に目を行き届かせる必要があるため、企画、絵コンテ、シナリオ、演出、撮影、編集等の作業工程をすべて学びます。各作業を理解して制作の全体像を把握することが、将来の仕事につながります。
グループ作業で
映像制作の楽しさを知る

1年生は、映像制作の最初の一歩として入学後すぐに学科内でチームを組み、グループによる映像制作を行います。どんな映像にするかの企画を出し合い、チームで取り組むことで映像作りの楽しさを知ることができます。
全アニメ学部合同で
卒業制作に取り組む

2年生は、2年間の集大成となる「卒業アニメ」制作に取り組みます。これはアニメ関連学科との共同制作実習であり、アニメ監督・演出科はリーダーシップを発揮し、全工程で各関連学科と関わることになります。
授業ではどんなことを
するの?
アニメ監督・演出科のWEB体験入学動画でアニメ監督・演出科の授業を体感しよう!
1年次

- 主なカリキュラム
- アニメ制作工程、ソフトウェアスキル、演出ゼミ、アニメビジネス、アニメ撮影技法 等
- ●演出ゼミ
- まずは「演出とは何か?」の基本から学び、作画の基礎知識と「キャラクターを魅力的に見せる方法」を学習。さらに自分で書いたシナリオを絵コンテにして、演出技法を理解します。
- ●ソフトウェアスキル
- アニメ制作現場で知っておくべきソフトとして画像を加工するソフト「Photoshop」と3DCGソフト「blender」の機能を覚えて「映像での表現力」と「素材の管理能力」の理解を深め業界就職に差を付けます。
- ●アニメーション業界ビジネス
- 将来のアニメ業界を背負っていくために「IP=知的財産権」のしくみやアニメ以外も含んだ作品がヒットした要因を学び「企画力」を養います。
2年次

- 主なカリキュラム
- 制作進行実務、映像制作強化ゼミ、デジタルアニメーション制作実習、卒業アニメ制作
- ●制作進行実務
- 「制作進行」は、作品の制作スケジュールの管理や、それをスムーズにするための各種手配・取りまとめを担当します。将来的には監督、演出、プロデューサーにつながる大事な役職です。
- ●映像制作強化ゼミ
- 映像作家として活躍する専門のプロ講師が指導する、少人数で学ぶ授業です。プロの現場で使用されている映像ソフトウェアを操作して、多彩な表現方法を身に付けます。
- ●アニメーション制作実習
- 「アニメ監督・演出科」伝統のカリキュラム。それまでの授業で培った様々な映像表現技法や演出技法を駆使して、独自のセンスが光る映像作品を作り出すことが狙いです。
講師紹介

講師 山尾 貴志
2001年代々木アニメーション学院大阪校アニメ監督・演出科卒業。同年1月株式会社スタジオよんどしい入社。
2003年「MINDGAME」制作デスク。2005年7月より代々木アニメーション学院 大阪校アニメ監督・演出科講師に就任。

講師 山本 浩平
アニメーション、実写のVFXや制作畑で活動。
主な参加作品「ガラクタ通りのステイン」「Funny Pets」「ぷちえゔぁ」「ユビサキから世界を」「世界で一番美しい夜」など。
PVや企業PR映画のモーショングラフィックスも多数。

講師 のまとし
手塚プロダクションに入社し、アニメーターとして『鉄腕アトム』『火の鳥』に参加。TVアニメ『コボちゃん』やサンリオアニメ『けろけろけろっぴ』の演出や作画監督を務める。