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業界ナビ:YouTuber(ユーチューバー)になるには?必要な機材や収入なども解説!

近年、YouTuberは「小学生がなりたい職業ランキング」にランクインしています。誰でも配信できることが魅力の1つですが、「職業としてのYouTuber」を目指すには、どうすれば良いのでしょうか。

本記事ではYouTuberになるために必要なスキルや条件、収益化して生計を立てるためにはどうすれば良いかをわかりやすく解説します。

YouTuber(ユーチューバー)とは?

YouTuberとは、動画配信サイト「YouTube」にオリジナルの動画を投稿、配信している人を指します。

オリジナルのコンテンツを企画・制作して、世の中に笑いや感動、新しい情報を提供したり、問題提起を行ったりするクリエーターです。

YouTuberにはバラエティやファッション、ゲーム実況、料理、ビジネス、政治、教育などの幅広いカテゴリーありますが、2Dもしくは3Dのキャラクターの姿を使って、動画投稿やライブ配信を行う「VTuber(Virtual YouTuber)」も存在します。

YouTuber(ユーチューバー)の仕事内容

YouTuberの仕事は、大きく分けると次の3つです。

●企画
●撮影・録音
●編集・投稿

それぞれの仕事内容を具体的に紹介します。

企画

YouTuberの仕事内容は企画を立てることから始まります。せっかく動画を配信しても、たくさんのユーザーに見てもらい収益化できなければ職業としては成立しません。

そのため、どのような動画が評価されているか、どのように工夫すれば収益を得ているかなど、リサーチを行って企画を立てます。次に企画に基づいて動画のシナリオを作り、キャラクター設定なども行っていきます。

撮影・録音

企画に基づいて、動画の撮影や録音を行います。

撮影・録音は編集を意識して行います。編集では不必要なシーンや音をカットして繋ぎ合わせていくため、投稿する動画の長さ(時間)の何倍もの時間を撮影に要する場合もあります。

編集・投稿

動画編集ソフトなどを使って撮影・録音した素材の編集作業を行います。必要に応じて文字起こしやテロップ挿入なども行い、動画作品として完成させていきます。

編集後に動画をチェックして問題がなければ、YouTubeの自分のチャンネルに投稿し、公開します。こうしてYouTuberが発信する情報が全世界に届けられます。

YouTuber(ユーチューバー)に必要な機材

YouTuberになるために必要な機材は「撮影に使う機材」と「編集に使う機材」の2つです。それぞれを具体的にご紹介します。

撮影に使う機材

撮影に使う機材は、以下の通りです。

●カメラ(iPhoneなどのハイエンドスマホも可)
●三脚
●マイク
●照明・背景

動きのある動画を投稿するYouTuberには、4K対応で60Mbpsや100Mbpsなど高ビットレートのカメラ(画質と音質がよいカメラ)が好まれますが、最新のiPhoneなどのハイエンドスマートフォンも高性能なカメラが搭載されています。

この他にも、動きながら撮影する場合はジンバルと呼ばれる手ぶれを補正する機材があると便利です。

編集に使う機材

編集に使う機材は以下の2つです。

●PC
●編集ソフト

動画の編集はスマートフォンでも可能ですが、処理速度が遅く高性能な編集ができないこともあるため、PCを使うことが一般的です。

また、質の高い動画を編集するためにはPCのスペックも重要で、特に処理能力に係るCPUや保存容量に係るメモリには注意が必要です。

動画素材を編集し、より見やすい動画作品を作り上げるために必要なものが動画編集ソフトです。編集ソフトを使えば、動画のカットや合成、テロップや音楽の挿入など、様々な処理を行うことができます。

YouTuber(ユーチューバー)に必要なスキル

YouTuberに必要なスキルは「リサーチ力」「企画力」「撮影・編集スキル」「トーク力」などがあります。

リサーチ力

動画をただ投稿しても、ユーザーの興味を引くような内容でなければ高評価をもらうことや収益化につながらないため、YouTuberとして生計を立てることは難しいかもしれません。

そこで、どんな動画が見られているか、高評価を受けているか、どんなコンセプトが収益化しやすいかなどのリサーチが必要です。

企画力

リサーチ結果に基づき、どんな動画を制作するか企画を練っていくためのスキルも必要です。

いくら綿密にリサーチしても、ユーザーの興味を引き、評価される企画を考えることができなければ再生回数が増えることはないでしょう。そのため、YouTuberとして活動する上で、企画力はとても重要なスキルの一つです。

撮影・編集スキル

YouTubeは映像で訴求するコンテンツなので、良い動画を撮影するスキルは必要です。

また、いくら良い動画素材を撮影しても編集次第で動画の完成度は大きく変わるので、外注する場合を除き、編集スキルもYouTuberにとってなくてはならないスキルの一つです。

トークスキル、タレントとしての実力

投稿するジャンルによっても異なりますが、YouTuberにはユーザーを惹きつける魅力やトーク力など、タレントとしての実力も必要です。

いくら良い企画や台本があり、素晴らしい機材を使って撮影し、クールな演出の編集ができたとしても、動画の価値を決めるのはやはり配信者であるYouTuberの魅力です。特にユーザーを話に引き込むトーク力はとても重要なスキルといえるでしょう。

YouTuber(ユーチューバー)の収入

YouTuberを職業にするためには、一定の収入を得ることが重要です。

YouTuberの主な収入源は、以下の8つです。

1. 広告収入
2. チャンネル メンバーシップ
3. ショッピング
4. Super Chat と Super Stickers
5. Super Thanks
6. YouTube Premium の収益
7. 企業案件
8. メディア活動

このうち、1~6で収益を得るためには、自身のYouTubeアカウントを「収益化」する必要があります。収益化は「YouTube パートナー プログラム」に加入することで設定できますが、チャンネル登録者数や動画再生回数などの条件があります。

一方、7~8はYouTubeアカウント外での収益であるため特に条件はありませんが、再生回数が多い動画を投稿していなければ企業案件やメディア活動の仕事をもらうことは難しいかもしれません。

YouTuber(ユーチューバー)になるには

YouTube上に動画を投稿すれば誰でもYouTuberになれますが、YouTubeで収入を得ること、そして生計を立てることは簡単ではありません。

YouTuberを職業とするためには、企画や編集などについて専門的に学ぶことがおすすめです。そうすることで、自分の創りたいコンテンツを実現できる可能性が高くなります。

独学で学んでYouTuberとしてデビューすることも可能ですが、専門校などで専門的・実践的なスキルを身につけることが近道かもしれません。

代々木アニメーション学院ならYouTuber(ユーチューバー)が目指せる!

YouTuberとして活躍したい人には、「YouTuber科」がある代々木アニメーション学院で学ぶのがおすすめです。

代々木アニメーション学院「YouTuber科」のおすすめポイントは次のとおりです。

●コンテンツ企画から撮影、編集、配信までの一連の流れを学ぶことができる
●最新のVR機器を完備しており、動画のクオリティを高める技術を養うことができる
●多くの声優やタレントを輩出してきた育成プログラムで、発声やトークスキル、タレントとしての実力を身につけることができる

現役のVTuberによる特別授業も実施しており、現役のプロに直接質問ができる場が提供されているほか、模擬オーディションの実施など、代々木アニメーション学院ならではのポイントもいくつかあります。

YouTuber(ユーチューバー)は動画を配信することで世界中を舞台に活躍できる仕事

YouTuberは、動画を配信することで世界中を舞台に活躍できる仕事です。

今はスマホ一つで動画を撮影し、編集もでき、動画の投稿ができる時代なので、一見するとYouTuberは誰にでもなれる職業のように思えるかもしれません。

しかし、YouTubeで収益をあげ生計を立てるためには企画や編集など専門的な知識が必要なため、専門校などで学ぶことを検討してみてはいかがでしょうか。

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