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業界ナビ:ハモリが上達する3つのコツ!練習法やNGなハモり方も合わせて紹介!

ハモリが上達する3つのコツ!練習法やNGなハモり方も合わせて紹介!

音楽はメロディーだけでなく、背後にあるハーモニーが深みと豊かさを加えています。

特に、ハモリは曲に新たな色彩を加え、聴く人を引き込む力を持っています。しかし、ハモリを上手く歌うためには、その理論を理解し、適切な練習方法を身につけることが必要です。

この記事では、ハモリの基本的な知識から上達するためのコツ、効果的な練習方法やおすすめの練習曲、そして避けるべきハモリの方法までを詳しく紹介します。


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ハモリとは

ハモリとは

ハモリはハーモニー(Harmony)の略で、複数の異なる音程の音を同時に鳴らすことを指します。ハモリを入れることで、音楽に深みや豊かさが加えられます。

ハモリは音楽の表現力を高め、聴く人を引き込む力があります。ポピュラーミュージックにおいて一般的なテクニックで、特にサビの部分で取り入れられることが多いです。

ハモリにより音楽は非常に壮大になり、ボーカルの厚みが増します。ハモリがないと音楽が少し弱々しく感じられることもあります。

ここでは、ハモリとコーラス・ユニゾンの違いを詳しく解説します。

コーラスとの違い

コーラスとハモリは、両方とも複数の音を重ねることで音楽に深みを加える技術ですが、使い方や目的には違いがあります。

コーラスは主にメインのメロディーを補完し、曲全体の雰囲気を高めるために使用されます。

一方、ハモリはメインのメロディーとは異なる音程の音を重ねることで、音楽に新たな色彩を加える役割を果たします。

ユニゾンとの違い

ユニゾンは、同じ音程の音を同時に鳴らすことを指します。音楽の力強さや一体感を強調するために使用されます。

一方、ハモリは異なる音程の音を重ねることで、音楽に多様性と豊かさが増します。

ハモリの原理について解説

ハモリの原理について解説

ハモリを理解するためには、和音についての基本的な知識が必要です。和音とは、主軸になる音に対して基本的に3度と5度離れた音を重ねた音の集合体を指します。

3度や5度というのは、ピアノの鍵盤をイメージすると分かりやすいです。主旋律に対して、和音のメロディーを合わせることで成立します。

3度ハモリ

3度ハモリとは、主旋律から3度(ピアノの鍵盤で言うと、白鍵3個分)離れた音を重ねるハモリのことを指します。

例えば、「ド」と「ミ」を同時に鳴らすと「Cコード」という和音になります。3度ハモリは、音楽でよく使われるテクニックであり、音楽の幅を広げる効果があります。

5度ハモリ

5度ハモリとは、主旋律から5度(ピアノの鍵盤で言うと、白鍵5個分)離れた音を重ねるハモリのことです。

例えば、「ド」と「ソ」を同時に鳴らすと「Cコード」になります。5度ハモリもまた、音楽の中で頻繁に用いられるテクニックで、音楽の深みを増す効果があります。

ハモリの練習方法おすすめ3選

ハモリの練習方法おすすめ3選

ハモリの練習方法はさまざまですが、ここでは特に効果的な3つの方法を紹介します。自主トレなどの参考にお役立てください。

ハモリ機能があるアプリ

ハモリの練習には、ハモリ機能がついたアプリを利用するのがおすすめです。自分の声を録音し、それに対してハモリを試すことができます。

また、一部のアプリでは、自分の声に自動でハモリを付けてくれる機能もあります。ハモリ練習機能があるスマホアプリも多く、カラオケにわざわざ行かなくても簡単にハモリ練習ができます

ハモリ機能があるアプリは、「一人でカラオケに行くのはちょっと…」という人にもおすすめです。

カラオケのハモリ練習機能

カラオケには、ハモリの練習に役立つ機能がいくつかあります。

例えば、一部のカラオケ機器にはハモリのパートを強調して再生する機能や、自分の声に対してハモリを自動で付けてくれる機能があります。

ハモリ機能を利用することで、実際の曲の中でハモリを練習できます。カラオケでの練習なら、しっかりお腹から声を出して練習できます。

キーコントロールがしやすいように画面でサポートがつくカラオケもあるため、効率的にハモリを覚えることができます。

ハモリの練習動画

YouTubeなどの動画共有サイトには、ハモリの練習に役立つ動画が多数公開されています。ハモリの基本的な理論から具体的な練習方法まで、幅広くカバーしています。

また、一部の動画では、視聴者が一緒にハモリを練習できるように、練習用の音源も提供しています。

「ハモリ 練習」などと検索すると、ハモリのメロディーラインだけを流してくれるYouTube動画が多くあります

動画を活用してハモリのメロディーラインを覚えれば、自分でハモリの音が判断できなくても簡単にハモれるようになるためおすすめです。

ハモリを上達させる3つのコツ

ハモリを上達させる3つのコツ

音楽の中では、ハモリは一曲を豊かで魅力的なものに変えてくれます。しかし、ハモリを上手く歌うためには、技術を磨くためのコツが必要です。

ここでは、ハモリの技術を向上させるための3つの重要なコツを紹介します。

ハモリも含めた原曲をしっかり聴く

ハモリを上達させるためには、まず原曲をしっかりと聴くことが大切です。

ハモリのパートを意識して聴くことで、どのようにハモリが入っているのか、どのような役割を果たしているのかを理解できます。

ハモリがどのように主旋律を補完し、曲全体を豊かにしているのかを感じ取ることが重要です。

ハモリパートのメロディーを覚える

ハモリを上手く歌うためには、ハモリパートのメロディーをしっかりと覚えることが大切です。

ハモリはメインのメロディーとは異なる音程の音を重ねるため、メロディーを覚えることで、ハモリを正確に歌うことができます

ハモリパートのメロディーを覚えることで、主旋律につられずに独立したメロディーを歌うことが可能です。

メインパートとの音量バランスを意識する

ハモリを歌う際には、メインのパートとの音量バランスを意識することが重要です。

ハモリはメインのメロディーを補完する役割を果たすため、ハモリの音量が大きすぎると曲全体のバランスを崩してしまいます。

ハモリを歌う際には、メインのパートとの音量バランスを常に意識しましょう。

ハモリはあくまで主旋律を引き立てるメロディーであり、尖った声を出すのではなく、ソフトに歌い上げることでより美しい和音が生まれます。

ハモリにおすすめの練習曲

ハモリにおすすめの練習曲

ハモリのパートが明確で、メインのメロディーとハモリが交互に歌われる構造になっている曲がハモリの練習にはおすすめです。

ここでは、ハモリのおすすめ練習曲3選を紹介します。

HY:AM11:00

HYの「AM11:00」は、メインのメロディーとハモリが交互に歌われる構造になっており、ハモリのパートをしっかりと聴き取ることができます。

また、男女で歌うため音程が聴き取りやすく、ミディアムテンポの曲のためスピードについていけないということもなく、ハモリの練習にピッタリです。

コブクロ:桜

コブクロの「桜」は、メインのメロディーとハモリが絶妙に絡み合う美しいハーモニーが特徴で、ハモリの重要性を理解するのに役立ちます

特に、冒頭の「uh-」でハモる箇所は、ハモリの練習にとても優れています。ハモリは音程の幅だけでなく、リズムも揃えないとバラバラに聴こえてしまうため、桜は非常に練習になります。

花*花:あ~よかった

花*花の「あ~よかった」は、メインのメロディーとハモリが交互に歌われる構造になっており、ハモリのパートをしっかりと聴き取ることができます。

また、ハモリがメインのメロディーと絶妙に絡み合う美しいハーモニーが特徴で、ハモリの重要性を理解するのに役立ちます。

NGなハモリ方に要注意

NGなハモリ方に要注意

ハモリは曲に深みと一体感を作り出す効果がありますが、適切な方法で行わないと曲全体のバランスを崩す可能性があります。

ここでは、特に注意すべきハモリの方法を紹介します。

勝手にハモる

ハモリを歌う際には、曲の全体的なバランスを考慮することが重要です。例えば、カラオケで相手が気持ち良くマイクを握っている最中に、勝手にハモることはNGです。

歌っている人からすれば、「勝手にハモってるなよ!」「いきなり邪魔するなよ!」というのが本音になるでしょう。人間関係が悪化するリスクすらあります。

もしも人の歌にハモるのであれば、事前に相手から了解を一言取っておく程度の配慮は最低限欲しいところです。

メインパートよりも目立つ

ハモリは、メインのメロディーを補完する役割を果たすため、ハモリの音量が大きすぎると曲全体のバランスを崩してしまいます。

NGのハモリ例では、メインボーカルよりもハモリの人が明らかに存在感を強く出してしまっているというケースが時折みられます。

勝手にハモるのと同様、悪いパターンのハモリになります。

ハモリは歌の魅力を最大限に引き出すための欠かせない要素であると同時に、主旋律を邪魔して潰してしまうリスクがあるという負の側面も持っていることに注意してください。

ハモリを上達させるにはプロから指導を受けるのがおすすめ!

ハモリを上達させるにはプロから指導を受けるのがおすすめ!

ハモリを上達させるためには、プロの指導を受けることが最も効果的です。プロの指導者は、声質や技術レベルに合わせた指導を提供でき、ハモリの理論や技術を深く理解するのに役立ちます。

代々木アニメーション学院の声優アニソン科では、アニソンを歌う人だけではなく、アニソンも歌える声優アーティストを育てることを目指しています。歌唱をメインに発声やダンス、パフォーマンス、音楽理論、演技等、声優アイドルやアニソン歌手になるために必要なことを学べます。

特別講師として「ラブライブ(μ’s)」の音楽プロデューサーで知られる木皿陽平氏がカリキュラムを監修し、数々のアーティストや作品をプロデュースした手腕と知見で次世代の人材育成に尽力しています。

「=LOVE」「≠ME」「≒JOY」といった現役アイドルが学んだ代アニ講師のもとで、より実践的な技術を学べることは大きいです。さらに、卒業公演や成果発表会など、音楽活動を学内で行える最新設備を備えています。

ハモリを上達させるためには、理論だけでなく実践的な経験が重要です。代々木アニメーション学院の声優アニソン科では、プロの指導のもとで実践的なスキルを身につけることができます。

ぜひこの機会に、お気軽にご相談くださいませ。

まとめ

ハモリの基本的な知識から、上達するためのコツ、練習方法、おすすめの練習曲、そして避けるべきハモリの方法まで、幅広く紹介していきました。

ハモリは音楽に深みと豊かさを加える重要な技術であり、その理解と習得は、あなたの音楽表現を一段と高めることでしょう。

ハモリを上達させるためには、原曲をしっかりと聴き、ハモリパートのメロディーを覚え、メインパートとの音量バランスを意識することが重要です。

また、ハモリ機能がついたアプリやカラオケのハモリ練習機能、ハモリの練習動画などを活用することで、より効果的に練習を進めることができます。

しかし、ハモリを本格的に学び、自分のスキルをさらに磨きたいと考えているなら、プロの指導を受けることを強くおすすめします。

代々木アニメーション学院の声優アニソン科では、プロの指導者があなたの声質や技術レベルに合わせた指導を提供し、ハモリの理論や技術を深く理解するのに役立ちます。

音楽の表現力を高めたいと考えている方は、お気軽にお問い合わせください。

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