業界ナビ:声優は自己PRが重要!実例を参考に評価されるポイントを解説

声優がオーディションで合格するためには自己PRが重要です。

どれだけ声優としてのスキルや表現力が高くても、効果的な自己PRの書き方のコツやNG例を理解していなければ、オーディション合格の道は遠くなってしまいます。

この記事では、声優のオーディションにおける自己PRについて、審査員がチェックしているポイントや効果的な作り方、そして絶対に避けるべきNG例を詳しく紹介します。

声優にとって自己PRが重要な理由

オーディションの合否を大きく左右するから

競争率が高くライバルが多い声優業界では、自己PRの内容ひとつでオーディションの合否が決まることも少なくありません。どれだけ書類の完成度が高く、スキルや経験が豊富であっても、自己PRで自分の魅力を十分に伝えられなければ、審査員に評価してもらうことは難しくなります。

あらゆる種類のオーディションで自己PRが求められるから

声優業界には、養成所へ入るためのオーディション、役を得るためのオーディション、プロダクションへ所属するためのオーディションなど、さまざまな種類のオーディションがあります。これらの多くの場面で自己PRが求められるため、声優を目指すのであれば避けて通ることはできません。

個性や人との違いをアピールできる数少ない機会だから

自己PRは、自分の個性や他人との違いをしっかりアピールできる貴重なチャンスです。個性や違いを明確に伝えられれば、唯一無二の声優として印象づけられるだけでなく、「このキャラならこの人」というイメージづくりにもつながります。何度も練習を重ねながら、自分らしさが伝わる自己PRに仕上げていくことが大切です。

声優の自己PRで審査員がチェックしているポイント

声優 自己PR

声優オーディションの合否に大きく影響する自己PRですが、審査員はどのような点を重点的にチェックしているのでしょうか。ここでは、審査員の主なチェックポイントを紹介します。

スキル

声優にとって特に重要なスキルは声です。当然ながらオーディションの自己PRでも、声質や表現力、滑舌や抑揚などのスキルは重点的にチェックされます。

キャスティングを決めるオーディションであれば、そのキャラクターに合った声かどうかは重点的にチェックされ、声だけではなく表情も審査対象になります。

人柄

声優として活躍するためには、スキルだけではなく人柄も重要です。

どれだけ突出したスキルを持っていても、コミュニケーションスキルが低い、マナーや態度が悪いなど、内面が劣っているとオーディションには合格しにくくなります。

特に事務所オーディションであれば、「この人と一緒に仕事をしたい」「この人を成功させるためにサポートしたい」と思わせる人間性が重要です。

自己PRではスキルだけではなく、自身の人柄をアピールすることも忘れてはいけません。

将来性

審査員は、将来、声優業界で活躍できる人材かどうかもチェックします。

将来的に仕事を取れる声優になるか、または忙しい仕事をこなせる精神力があるかを判断されるため、自己PRでは自身のやる気や情熱を伝えることが重要です。

審査員に自身の将来性をアピールするためには、堂々とした態度や情熱だけではなく、ハキハキとした明るい口調を心がけましょう。

声優が自己PRの際に意識すべきポイント

声優 自己PR 作り方

審査員は、多ければ1回のオーディションで何百人もの自己PRを見ます。そのため、少しでも強い印象を与えるためには、他の人とは違う個性を出す必要があります。

ここでは、声優が自己PRする際のポイントを紹介します。

流れを意識して結論から述べる

自己PRでは、流れを意識しながら結論から述べることが重要です。

前置きが長すぎると、自身が本当に伝えたい結論が伝わりにくくなります。また、中途半端に得意なものを何個も披露するより、本当に自信があるものを1つ選ぶことをおすすめします。

そのためには、最も伝えたい結論を最初に簡潔に述べた後、詳しい根拠を伝えることが大切です。

【NG例】

「私は感受性を鍛えるために、中学生の頃から毎日欠かさずに映画を観ています。そのため、泣く演技は誰にも負けません。」

【よい例】

「私の特技は泣く演技です。感受性を鍛えるため、中学生の頃から毎日欠かさずに映画を観ています。」

上記は簡潔な例ですが、このようにまずは自身が伝えたい結論を述べることが重要です。その後、実際に目の前で特技を披露することで効果的なアピールとなります。

意外性を武器にアピールポイントを考える

自己PRでは、周囲との差別化を図るために意外性がある武器をアピールすることが重要です。

もちろん歌や演技、ダンスなどの特技をアピールするのも問題ありませんが、ライバルが多い声優オーディションでは、ありきたりな特技を披露しても埋もれる可能性があります。

そのため、自己PRでは伝え方や表現を工夫しながら、周囲と被らないオリジナリティあふれるアピールポイントを考えることが重要です。

例えば、単に歌が得意というだけでなく、「●●の歌が得意」「高音が得意なのでキーが高い曲を歌う」など、一手間を加えることで差別化を図れます。

成果を出すためにした努力を伝える

声優オーディションの自己PRでは、自身の情熱を審査員に伝えることが重要です。そのためには、これまで成果を出すためにしてきた努力をアピールしなければいけません。

アピールの根拠となる経験や実績を伝えるのはもちろん、信憑性を高める根拠となる具体的な数字などを挙げることが重要です。

また、積極性や行動力の高さも重要なアピールポイントになるため、夢や目標、具体的な将来像を明確にしながら、筋道を立てて説明するようにしてください。

長所だけではなく短所も偽りなく伝える

自己PRでは、長所だけではなく短所も伝えるようにしてください。しかし、この際に気を付けなければいけないのは、必要以上に消極的になりすぎないことです。

短所を伝える際は自身を卑下した発言になりがちですが、あくまでも前向きな表現で、短所を補うだけの長所があることをハキハキとした口調で伝える必要があります。

短所は、見せ方を間違えると審査員の印象を下げるだけになります。そのため、短所ではあるが裏を返せば長所でもあるという見せ方を心がけてください。

長所だけを伝えると押しつけがましい印象を与えてしまうリスクがあるため、上手に短所も織り交ぜつつ、バランスを考えることが重要です。

自分を採用するメリットを伝える

事務所オーディションでは、自身を採用するメリットを伝えることで、審査員が所属後に活躍するイメージを想像しやすくなります。

ここで重要になるのが、自身の特技や個性を客観視して把握したうえで、審査員が具体的にイメージできる採用メリットを伝えることです。

例えば、自身が渋くて低い声であるにもかかわらず、子どものキャラクターを演じることができるとアピールしても、審査員はイメージしにくいため響きません。

まずは、他の人には負けない自身の特技やアピールポイントを見つけることが重要です。

やってはいけない声優自己PRのNG例

自己PRを披露できる場は重要なアピールチャンスです。チャンスを無駄にしないためにも、絶対に避けるべき自己PRのNG例は必ず把握しておきましょう。

ここでは、具体的なNG例を2つ紹介します。

歌やダンスはライバルが多いため注意

自己PRでは、ライバルが多い歌やダンスは審査員の印象に残りにくいため注意が必要です。

突出したスキルがあれば問題ありませんが、ただ人より少し上手い程度であればやらない方が賢明です。多くのライバルに埋もれてしまい、十分にアピールできません。

自己PRで披露すべきは、人とは違う本当に自信がある特技です。あえてライバルが多いジャンルに活路を見出すのではなく、オンリーワンの特技を見つけましょう。

書類を見れば分かることを話してしまう

書類を見れば分かることを自己PRで伝えるのもNGです。

自己PRの時間は無制限ではありません。限られた時間のなかで効率よく審査員へアピールするためには、書類では伝わらないことを伝えることが重要です。

そのため、書類を見れば分かる内容や志望動機は話す必要がありません。履歴書には書ききれない自分のアピールポイントを伝えるようにしましょう。

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まとめ

声優の自己PRで審査員がチェックしているポイントや効果的な作り方、絶対に避けるべきNG例などを詳しく紹介してきました。

さまざまなオーディションを勝ち抜く必要がある声優業界では、人とは違う自分だけのオリジナリティあふれる自己PRを作ることが重要です。

自己PRでは、ただ自分の魅力や個性を表現すればいいというわけではなく、審査員の目を引きやすいコツを押さえながら、NG例を避ける必要があります。

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