アニメプロデューサーは、複数のアニメ制作に関わった実績や、現場を管理・運営してきたマネジメント経験などが求められるため、新卒でいきなり担当するのは難しい職業です。
まずは、アニメの企画・制作について学べる大学や専門校に入学して、アニメ制作に必要な基礎的なスキルの習得や一連の流れを経験するのが一般的です。
学校を卒業した後は、アニメの制作会社(プロダクション)に制作進行として就職して、アニメ制作現場のスタッフの一員としてさまざまな作品の制作に関わって実務経験を積みます。
現場でのアニメ制作経験を積んだら、スケジュールや予算の管理を行う制作デスクで、プロデューサーのサポート業務などを経験しながら仕事の進め方について学び、キャリアアップを目指します。
なお、プロデューサーには資金調達のためのスポンサーとの交渉なども求められるため、働きながら人脈を広げたり、交渉力などを身につけたりすることも欠かせません。