業界ナビ:イラストレーターに資格は必要?プロが選ぶおすすめ7選と取得メリット
イラストが好きで、「将来はイラストレーターになりたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そのとき気になるのが、「資格って必要なの?」という疑問です。
結論からいうと、イラストレーターになるために必要な資格はありません。
ただし、持っていると役に立つ資格はいくつかあります。
この記事では、イラストレーターを目指す方に向けて、資格の必要性やイラストレーターにおすすめの資格や勉強のしかた、将来のキャリアまでわかりやすく解説します。
夢に向かって最短で進むためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
目次
イラストレーターに資格は必要?結論から解説
イラストレーターを目指すなら、まず「資格はいるのか、いらないのか」をはっきりさせておきたいですよね。
ここでは、資格が必要かどうか、取るとどんなメリットがあるのか、そして資格より大切なものは何かを順番にお伝えします。
イラストレーターに資格は不要|法律上の規定なし
イラストレーターになるために、必ず取らなければいけない資格はありません。
お医者さんや弁護士のように「資格がないと働けない仕事」とはちがって、誰でも「イラストレーター」と名乗ることができます。
学歴も関係なく、何歳からでも目指せる仕事です。
実際に、独学で絵を学んでフリーランスとして活動している方もいます。
SNSにイラストを投稿して、それを見た企業から仕事をもらう方も増えています。
つまり、資格があるかどうかよりも「どれだけ上手に描けるか」「クライアントの希望に応えられるか」のほうがずっと大事なのです。
それでも資格取得が推奨される3つの理由
資格がいらない仕事なのに、なぜ多くの人が資格を取ろうとするのでしょうか。
理由は大きく3つあります。
1つ目は、自分の実力をわかりやすく伝えられることです。
まだ実績が少ないうちは、「私はこれくらい描けます」と証明するのが難しいですよね。
そんなとき、資格があれば「一定のレベルはクリアしている」という証拠になります。
2つ目は、就職や転職のときに有利になることです。
履歴書に資格を書いておくと、採用担当の方の目に留まりやすくなります。
3つ目は、勉強の進め方がはっきりすることです。
独学だと「何から手をつけたらいいかわからない」と迷いがちですが、資格を目標にすれば必要なことを順番に学んでいけます。
このように、資格は「絶対に必要ではないけれど、持っていると心強い武器」になるのです。
資格よりも優先すべき要素とは
資格を取ろうかどうか考えるまえに、知っておいてほしい大事なことがあります。
それは、イラストレーターでいちばん評価されるのは「作品そのもの」だということです。
資格よりも大切なものは、次の3つです。
- ポートフォリオ(自分の作品をまとめたもの)
- 絵を描く力やソフトを使いこなす力
- クライアントとしっかりコミュニケーションがとれる
特にポートフォリオは、就職活動でもフリーランスの仕事をもらうときでも、必ず見せてくださいと言われる大事なものです。
採用する側は、資格よりも「実際にどんな絵が描けるのか」を見て決めます。
そのため、何百時間もかけて資格の勉強をするよりも、まず1枚でも多く作品を完成させるほうが近道です。
そのうえで、時間に余裕があれば資格にも挑戦するのがおすすめです。
イラストレーターにおすすめの資格7選
資格は必須ではありませんが、興味があれば挑戦してみるのもよいでしょう。
ここでは、イラストレーターを目指す方に知っておいてほしい資格を7つ、かんたんに紹介します。
Illustratorクリエイター能力認定試験
Adobeの「Illustrator」というソフトを使いこなせるかを証明する資格です。
プロの現場で広く使われているソフトなので、知識があると役立ちます。
合格率は約65%で、ねらいやすい難易度です。
Photoshopクリエイター能力認定試験
写真の加工やデジタルイラスト制作で使う「Photoshop」のスキルを証明する資格です。
合格率は約70%で、Illustratorとセットで取る方が多いです。
色彩検定
色の組み合わせや、色が人に与える印象を学べる資格です。
イラストの配色センスを高めたい方におすすめです。
3級から1級まであり、3級なら初心者でも挑戦しやすいです。
CGクリエイター検定
コンピューターグラフィックスの知識を問う試験です。
ゲームやアニメ業界に興味がある方に向いています。
Adobe認定プロフェッショナル(ACP)
Adobe社が公式に認める国際資格です。
将来海外で活躍したい方にも価値があります。
DTPエキスパート認証試験
本や雑誌など、印刷物の制作知識を問う資格です。
紙媒体のイラスト案件にかかわりたい方におすすめです。
POP広告クリエイター技能審査試験
お店の手書き広告(POP)をつくる技術を評価する資格です。
デジタルだけでなく、手描きの表現力も身につけたい方に向いています。
イラストレーター資格の取得方法と勉強法

資格に挑戦してみたいと思ったら、次に気になるのが「どうやって勉強すればいいの?」という点ですよね。
勉強のしかたは大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴を知って、自分に合った方法を選んでみてください。
独学で資格を取得する方法
独学は、市販のテキストやYouTubeなどを使って自分で勉強する方法です。
費用が安くすむ一方で、わからないところを質問できなかったり、モチベーションを保つのがむずかしかったりするデメリットがあります。
通信講座で効率的に学ぶ
通信講座は、教材が自宅に届いて、決められた順番にそって学べる方法です。
添削サービスがついている講座もありますが、対面で学べるわけではないので、本格的な技術を身につけたい方には物足りなさを感じることもあります。
専門校で体系的に学ぶ
専門校は、プロの講師から直接教えてもらえる、いちばん本格的な学び方です。
イラストの基礎から応用まで、決まったカリキュラムにそって順番に学べるので、独学のように「何から始めればいいかわからない」と迷うことがありません。
専門校の大きなメリットは、同じ夢を持つ仲間と出会えることです。
切磋琢磨しながら成長できる環境は、独学では絶対に手に入りません。
また、現役で活躍しているプロの講師から、業界のリアルな話を聞けるのも魅力です。
仕事の取り方やクライアントとの付き合い方など、本やネットには載っていない実践的なノウハウを学べます。
さらに、就職活動のサポートや、作品をまとめたポートフォリオの作成指導も受けられます。
イラストレーターの世界では、このポートフォリオこそが「自分の名刺」になります。
プロの目線でアドバイスをもらえる環境は、独学や通信講座では得られない大きな価値です。
費用は他の方法より高くなりますが、「本気でイラストレーターを目指したい」という方にとっては、もっとも近道といえる選択肢でしょう。
資格取得がイラストレーターのキャリアに与える影響
資格を取ると、将来のキャリアにどんな影響があるのでしょうか。
ここでは、就職活動・フリーランス活動・自分自身の成長という3つの場面で、資格がどう役立つかを紹介します。
就職・転職活動での評価
イラスト関連の会社に就職するとき、資格は履歴書のアピールポイントになります。
採用担当の方は、たくさんの応募書類を見ています。
そのなかで「Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート合格」などと書かれていると、「お、この人はソフトを使いこなせそうだな」と興味を持ってもらいやすくなります。
ただし、忘れてはいけないのが「資格だけでは採用されない」という点です。
イラストの仕事では、なによりもポートフォリオの内容が重視されます。
資格はあくまで「プラスアルファのアピール材料」と考えておきましょう。
フリーランス活動での信頼獲得
将来フリーランスとして独立したい方にとっても、資格は役に立ちます。
クライアントに自分を売り込むとき、実績がまだ少ないうちは「この人に任せて大丈夫かな?」と不安に思われがちです。
そんなとき資格があれば、「一定のスキルを持っている証拠」として安心してもらえます。
また、見積もりや単価の交渉でも、資格保有者として自信を持って話せるようになります。
ただし、これも作品の質があってこその話です。
資格はあくまで「信頼を補強する材料」として活用しましょう。
スキルアップと自信の獲得
資格取得のいちばんの効果は、じつは自分自身の成長にあります。
試験に合格するためには、必要な知識を体系的に学ぶ必要があります。
その勉強の過程で、ふだん意識していなかった知識やテクニックが身につきます。
「合格した」という事実は、自分への大きな自信にもつながります。
イラストレーターは、ひとりで作業する時間が長く、自信を失いやすい仕事でもあります。
資格という客観的な目標があると、勉強のモチベーションを保ちやすく、達成感も得られるでしょう。
結果として、日々の制作活動にもよい影響を与えてくれます。
イラストレーターを目指すなら専門校という選択肢
ここまで、資格やその勉強方法について紹介してきました。
最後にお伝えしたいのは、「本気でイラストレーターを目指すなら、専門校という選択肢がいちばんおすすめ」ということです。
その理由を、くわしく見ていきましょう。
専門校で学ぶ3つの大きなメリット
専門校で学ぶメリットは、独学や通信講座では得られないものばかりです。
ここでは、特に大きな3つのメリットを紹介します。
1つ目は、現役のプロ講師から直接教えてもらえることです。
教科書には載っていない「現場のリアル」を知ることができます。
業界で実際に活躍している方の話は、自分の将来をイメージするうえで大きなヒントになります。
2つ目は、最新の機材や環境がそろっていることです。
プロが使っている機材やソフトを学生のうちから使えます。
自宅では用意できないような環境で、思いきり制作に打ち込めるのは大きな魅力です。
3つ目は、業界とのつながりが手に入ることです。
専門校には、卒業生がプロとして活躍している会社とのつながりがあります。
そのため、就職活動のときに有利な情報やチャンスを得られることが多いです。
また、同じ夢を持つ仲間と出会えることも、大きな財産になります。
代々木アニメーション学院イラスト科の特徴
代々木アニメーション学院のイラスト科は、本気でイラストレーターを目指す方のための学びの場です。
45年以上の歴史があり、多くの卒業生がプロのイラストレーターとして業界で活躍しています。
授業は、現役で活躍しているプロのイラストレーターが担当しています。
最新の業界事情をふまえた実践的なカリキュラムで、デビューに必要なスキルを身につけられます。
また、就職や仕事獲得のサポートも充実しています。
ポートフォリオの作成指導から、就職に向けたバックアップまで、夢の実現を全力で応援する体制が整っています。
「絵を描くのが好き」「イラストで生きていきたい」という気持ちがあれば、はじめてイラストを学ぶ方でも安心して通えます。
イラストレーターという夢を本気で叶えたい方は、ぜひ代々木アニメーション学院のイラスト科をチェックしてみてください。
【FAQ】イラストレーターの資格に関するよくある質問
ここでは、イラストレーターの資格についてよくある質問をまとめました。
気になるポイントがあれば、ぜひ参考にしてください。
未経験でも資格は取得できる?
未経験からでも、十分に資格は取得できます。
特に「色彩検定3級」や「Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード」などは、初心者向けの内容なので挑戦しやすいです。
色彩検定やCG検定など、公式のテキストがある検定は公式テキストで勉強するのがおすすめです。
Photoshop、Illustrator検定は別途有料ソフトを購入して勉強する必要があります。
合格までの勉強期間は、資格によってちがいますが、2〜3か月から半年ほどが目安になります。
まずは興味のある資格から、少しずつ学んでみるとよいでしょう。
複数資格を取るべき?
すべての資格を取る必要はありません。
もちろんIllustratorとPhotoshopの両方を取れば、対応できる仕事の幅は広がることでしょう。
ただし、資格を増やすことよりも、作品を1点でも多く完成させるほうが大切です。
「この資格は自分のキャリアに本当に必要か」を考えてから、挑戦する資格を選びましょう。
資格取得後の更新は必要?
資格によって、更新が必要なものとそうでないものがあります。
たとえば「DTPエキスパート認証試験」は2年ごとの更新が必要です。
一方、「Illustratorクリエイター能力認定試験」や「色彩検定」などは一度取れば一生有効です。
更新の有無は受験するまえに確認しておくと安心です。
まとめ|資格を活かしてイラストレーターを目指そう
ここまで、イラストレーターの資格について解説してきました。
最後に、大切なポイントをふり返っておきましょう。
イラストレーターになるために、必須の資格はありませんが、Illustratorクリエイター能力認定試験や色彩検定など、持っていると役に立つ資格はあります。
これらは、自分のスキルを客観的に示したり、就職活動でアピールしたりするときに力を発揮します。
ただし、いちばん大切なのは「資格」ではなく「作品」だということを忘れないでください。
採用する側やクライアントが見ているのは、あなたが実際にどんなイラストを描けるかです。
そのため、資格の勉強と同じくらい、いえ、それ以上にポートフォリオづくりに力を入れることが、夢への近道になります。
そして、本気でイラストレーターを目指すなら、専門校で学ぶことを強くおすすめします。
プロの講師から直接教わり、同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、独学では絶対に手に入りません。
代々木アニメーション学院のイラスト科では、はじめてイラストを学ぶ方でも、プロを目指せるカリキュラムが用意されています。
「絵が好き」「イラストで生きていきたい」という気持ちがあれば、まずは一歩を踏み出してみましょう。
あなたの夢を叶える環境が、ここにあります。
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