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2021.05.05

アニメ学部新聞第21号♪新入生の授業へ潜入!アンケート「あなの好きな授業は何ですか?」

代アニならでは!業界最先端の授業内容を公開…?!

latest technology

今回は代アニが行っている授業の様子や各地校の雰囲気、
在学生に聞いてみた、好きな授業ベスト3など…
以上の様子を大阪校アニメーター科講師、平井がお届けいたします!

『新入生の授業へ潜入!』
~福岡校~

Freshman

新年度を迎え新入生の授業もスタート!今回は新入生の授業を少しだけご紹介。
人の描き方の基本を勉強する人体描画の授業です。

顔の描き方を勉強中。黄金比率という美しいとされる目鼻立ちの比率を学び、実践!
みんなどんな絵を描いたのかな?

初めてでも知識があるだけでバランスが変わってきます。これが一年後どこまで上達しているのか!
しっかり基礎が身に付くよう自宅でも復習は欠かさずに!!
代アニはデジタル作画で機材も持って帰る事が可能なので、しっかり家で解説動画を見ながら復習もできます。
学校では先生と、家では映像で…24時間いつでも学べる体制が整っているのです!
毎日しっかり絵を描いて、有名アニメ―ターを目指そう!!!

新2年生には好きな授業ベスト3を聞いてみました!
【1位】アクション創作&デッサン
【2位】走り作画
【3位】クリンナップ&仕上げ作法

学生の声として、
・日々の課題で真っ直ぐな線をいかに綺麗にかけるかが難しかったのですが…数をこなせば少しずつ成長を感じることができるからです。今でも楽しいです!(クリンナップ&仕上げ作法)
・今までなんとなく見ていた走りのシーンがとても難しいことだとわかりカメラの位置などでも上下の動きが変わってきたりと色んなことを考える様になったから(走り作画)

などたくさんの声をいただきました!
その調子で今後もどんどん力を身に着け、頑張っていってください!!!

『あなたの好きな授業は何ですか?』~広島校~

Your favorite class

入学して1年が経過した2年生に、これまでの授業を振り返ってもらいつつ
「好きな授業ベスト3は何ですか?」と言うアンケートを取りました!

それぞれ1位 3pts/2位 2pts/3位 1ptsとポイントで集計しました。
では早速、結果を発表したいと思います!

【3位】

まずは3位…ですが、いきなり同ポイントでの同率3位となっております。
こちら2つの授業です。

『Adobe After Effects』5pts

・Adobeソフトは今後も有効活動できるので丁寧な説明を受けることができてよかったです。
・目の前でアニメ映像が出来上がるので、面白かった

アニメの制作現場では撮影(素材を組み合わせ、特殊効果などを加えて映像を完成させる工程)で使用される、Adobe社のAfter Effectsと言うソフトなのですが、
アニメーター科ではショートアニメ制作の際に自分たちで撮影作業も行うので、使い方を学ぶ事ができます。

自分たちが描いた動画と背景とを重ね合わせて、タイムシートを見ながら動きのタイミングを入力していくとアニメ映像が出来上がっていきます。

『ポートフォリオ作成』5pts

・いっぱい絵が描けるから。
・とにかく絵を描く事に没頭出来るから。

就職活動のための作品集『ポートフォリオ』を1年次の夏ごろから作り始めます。
アニメ会社の面接官も絵のプロなので、作業で描いた絵なのか、楽しんで描いた絵なのか、すぐに見分けられます。
ですので、描く事が好きと言う感想が多いのは、とても感心な事ですね!

【1位】

そして1位ですが、こちらも同ポイントが集まり同率1位の2授業です!

『ショートアニメ制作』 11pts

・みんなで一つの作品を作るのが楽しかったから。
・実際に作業することでアニメ制作の流れが分かり、勉強になったから。
・グループでアニメを制作することで、個人制作とは違った大変さや楽しさを知れたから。
・作業が詰まったり、進まなかったりするのも含めて良い経験だったと思うから。
・実際の仕事に近い大変さを実感できて、貴重な体験になりました。

こちらは1年次の終盤に行ったアニメ制作です。
入学当初の授業でもアニメ制作は行ったのですが、その時は個人での制作でした。
そこで、ショートアニメ制作ではグループ制作に挑戦してもらったのですが、予定していたスケジュールよりも遅れてしまったり、
思うような動きが描けなかったり、完成したカットをつないで映像として見てみたら、
不自然なカットがあったり…等々四苦八苦していましたね。
とても良い経験になったと思います。

『デッサン』 11pts

・コツが掴めてきてタッチを組むのが楽しいから。
・無心で取り組めるから。
・画力の向上に繋がったと思うから。
・自分の画力の成長を感じられるから。石膏が描けるから。

週1回行っているデッサンの授業では、石膏や人体、風景等々、見たものを正確に描き起こす観察力と陰影で表す表現力を鍛えています。
一見、地味な作業なのですが、現場に出て「学生時代、もっとデッサンを真面目にしておけば良かった…」と痛感すると言われておりますので、デッサンが好きな学生さんが多いのは、とても感心でしたね!

その他の人気な授業としては、以下の様なものがありました。

『エフェクト』
・橋本先生から学べたから。
・橋本先生のお話も聞くことが出来て勉強になったから。
・特に爆発を描くのが楽しかった。完成品を見た時の高揚感がクセになる。橋本先生のタメになる話も聞いていて飽きない。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版シリーズ』や『ハウルの動く城』、『呪術廻戦』等々数多くの有名アニメ作品に参加されているエフェクトアニメーターとして、有名な橋本敬史先生の授業を代アニでは受けられるのです!
他にもメカデザインやメカアクションの授業もあったり、業界裏話も聞けたりととても濃い授業は学生さんにも好評です!

というわけで、アニメーター科の授業に興味が出てきた方は、授業見学もできますので、
気軽にお問い合わせくださいね!

『アニメ音響科、授業機材紹介!』

Class equipment

アニメ音響科のカリキュラムでは、音響編集の授業でPro toolsというソフトを使用しており、このソフトは制作現場を始めプライベートスタジオや個人作業用としてもよく使われています。
学院の授業でこのソフトの使い方を覚えると、毎年数名の学生は購入を検討し、いろいろと相談に来てくれます。
勿論Pro tools以外にも音響編集ソフトはいろいろありますので、個人的な好みや使い勝手、そして予算に合わせて機材を揃えれば自宅でも、音響編集を楽しむことができます。
そこで、音響編集に興味があるという方に「これが有れば音響編集がもっと楽しめる」というアイテムを(個人的な好みになりますが)挙げてみたいと思います。

5月はPCとオーディオインターフェースについてです。

➀何はともあれ編集作業用のPCを準備(Windows/Mac)
 最近はタブレットやスマホでも作曲や音響編集が行えますが、編集の作業効率を考えるとPCは必須です!ただ、スペック的に低いPCですと編集中に固まったり、処理が遅い場合があります。PCを持っている人は、まず編集ソフトをインストールして動作確認をし、動きがぎこちない様ならハイスペックのPCの購入を検討してみましょう。
ちなみに、「WindowsとMacのどちらが良いですか?」との質問をよく受けますが、制作現場の事まで考えるのであれば、Macの操作に慣れておく方が良いでしょう。ただし、ハイスペックの物は高くなりますし、OSのバージョンに対応しているかなど気をつける必要があります。

趣味や個人制作目的であればWindowsの方が対応ソフトの選択肢も広がり、予算も抑える事が出来ます。
自作PCならば、音響制作に必要な個所に予算を割くことができますね。

②音のクオリティーを保つためのオーディオインターフェース
殆どのPCには最初からマイク入力と音声出力が付いていますが、音質的なクオリティーで考えると余り良い音とは言えません。
PCに備わっている部分では音の入出力処理にも負担がかかりますので、この処理をPC側に頼らず外部機器に任せているのが、オーディオインターフェースとなります。
マイクなどを接続する入出力の数が多いと収録で出来る事が多くなりますが、宅録ならば2入力2出力程度でも使い方を工夫すれば十分対応できますよ!

『今年のアニメ監督・演出科は違うよ!?』

Production fee

いよいよ4月よりアニメ監督・演出科の授業が始まりました!
今回は卒業生も羨む1年生の新規授業を紹介します。

その名も「業界分析」!と言っても東京校のシナリオ小説科の先生の授業にお邪魔するのですが…。
その話がとても面白いのです!

例えば…
・メイドカフェはなぜ流行ったのか?「おかえりなさいご主人様」のフレーズは名古屋で始まったらしい…。
・プロレスと某美少女バンドアニメの関係等々…。

将来、オリジナルアニメ企画を考えるアニメ監督・演出科ではとても勉強になるお話だったりします。

新しい授業だけでなく、カリキュラムも充実しています!
今回は2年生に聞いた、面白かった授業ベスト3を紹介します!

【3位】デジタルアニメ制作実習
内容:グループでアニメ作品を完成させます。
学生の声
・実際に作ってみる事でアニメ制作の難しさを体感できたから
・自分の想像したものが形になっていくのが楽しい!

【2位】ストーリーワークショップ(映像制作強化ゼミ)
内容:ストーリーの構成を学んで実際に組み立てて作る授業です。
学生の声
・面白いストーリーの作り方がわかりやすく理解できた
・いろんな人の考えを知れておもしろい

【1位】心象ショート(映像制作強化ゼミ)
内容:季節と感情を入れた10秒以上のアニメ作品を一人で作ります。
学生の声
・見ている人にどう映るかを考えながら作るのが難しかった。
・映像編集や音付けやタイミングなどが一番身についた!10秒って意外と長い…!

学生が作った映像がこちら(動いている映像は代アニにご来訪時にお見せします、是非遊びに来て下さいね!)

さすがアニメ監督・演出科2年生!
アニメ作品を「観る」より「作る」ことが楽しいんです!
内容を考え、映像を作る学生達に「ヒット作品」の秘訣まで学んだら鬼に金棒!
将来が楽しみだ!!

~編集後記~

~Afterword~

今回、編集を担当させて頂きました、大阪校アニメーター科講師の平井です。
いかがでしたでしょうか?

基礎的なことから応用までしっかりと学んでいくのが代アニです!
なので、できない…むいてないから…と考えるのではなく、やりたい!!!という気持ちを大事にしてみてください!
私たちは全力であなたの夢をサポートします!

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