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2020.09.16

アニメ学部新聞第13号♪アニメ音響科特集第1弾!!在学中からプロと仕事できるこの学科の魅力をたっぷり知ってください(^-^)/

アニメ音響科特集!!第1弾

Special Feature

アニメ音響科は9階建て校舎の7階にあります♪
エレベーターを降りると目の前が教室です。

📸【教室の入口】

教室の中をご紹介しますね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

📸【左側には「セリフ」や「効果音」を収録するプロの現場と同じ機材】
📸【右側にはMac】

そして教室内には、アニメ音響科の学生専用の録音ブースがあります。

📸【音響機材と収録ブース】

アニメ音響科の学生が使用する録音ブースは、扉は二重、窓には3枚のガラスが入り、校舎一を誇る防音室となっています。
授業以外に外部のお仕事でも使用されます。
梶裕貴さん水田わさびさんなど、多くのプロの方の声を、アニメ音響科の学生が収録させていただきました。
在学中から収録のお仕事ができるのもアニメ音響科の特徴です♪

📸【教室内に録音ブース(奥)】
📸【録音ブース内】

マイクは2mの間隔を取り、間にはビニールカーテンを設置。

1回の収録は15分まででその後は換気。
飛沫防止!!換気!!除菌!!徹底です。
アフレコ収録の業界ガイドラインに沿っています。

収録ブースの横は、学生個々で音響の編集作業ができるようにMacを完備。最新版です!!
授業以外でも使用OKです。

📸【Mac&ProTools】

教室は窓も大きく、晴れた日は太陽の光が入射し、心地良いです。
頑張ればwww東京ドームの施設が見えます。

学ぶ環境は大事なので、教室は常に清潔感を保っています(´艸`*)
学生も現場に出たら、掃除が最初のお仕事です。

音響科学生解剖
~出身地・年齢・男女比率~

Analysis of Students

入学前にきっと考える、女の子いるかな?年齢は?どこから来たのかな?を教えちゃいます。
今年の1年生と2年生です。

★出身地!!
 アニメ音響科は日本中から集まってきます。
 今年は北海道の方は居なかったけど、毎年日本全国から集まってくれます。出会いに感謝♡

★男女比率!!
 毎年、違います。男性だけだった年もありますが、ここ数年は女性も増えてきています。
 音響業界でも多くの女性の方が活躍されています。

★年齢!!
他の人より年齢が上だろうな、、、大丈夫かな…。そんな心配は無用。
高等部生から大学卒業、社会人経験者まで幅広く通っています。
今年度は、20代後半の学生は居ませんが、この3月に卒業した学生さんの中には30代に近い方もいました。
入る年度によりますが、年齢の幅は毎年広いです。そして、年齢差を感じさせずに皆さん馴染んでいます。
年上も年下も関係ないです。皆さん同期!!クラスメートです♪

学生インタビュー

Students Interview

学生インタビュー01 アニメ音響科2年生 佐久間さん

S=佐久間さん/N=記事担当

N:簡単な自己紹介をお願いできますか?

S:アニメ音響科2年の佐久間です。就活まっただ中です!!今は、授業でサウンドドラマCDの制作が始まるので、楽しい作品にできるよう頑張っています。

N:どんな作品を創っているの?

S:そうですね。とある理由で仲たがいをしてしまった大学生の女の子2人の仲を修復させていく物語です。

N:聴きどころは?

S:そうですね…。実際でもケンカをしたら仲直りをするのってすごい大変じゃないですか。なかなか主人公が踏み切れないのですが、その背中を押してくれるキーパーソンとして登場する、人間サイズのネコなんですが、(喫茶店のマスターです。)その人の思いやりとか、過去に対する想いなど、物語の軸になっています。

N:どのように仲直りさせていくのか、完成が楽しみですね。そういえば、登場人物の声を、声優タレント科の学生さんから選考されたそうですね。選考のポイントってありますか?

S:今回、コロナのこともあり、集まってのオーディションが開催できず、ボイスサンプル形式でエントリーしていただきました。多くの方に応募していただき、本当に感謝です。

N:何人ぐらい応募してきたの?

S:80人ぐらいが応募してくださり、とても嬉しかったです。選考は、その中からまず、サウンドドラマなので、耳で聞くため、滑舌を最初に注意してボイスサンプルを聴きました。そのあとは、いろんなパターンの演技を収録してもらったので、自分の物語の中では、声を荒げたり、優しく語る表現のできる人を選びました。

N:イメージにあった人は見つかりました?

S:すごいんです。ばっちり見つかりました。表現も豊かで同じ学生なのに圧倒されました。うーん、同じ学生だからこそ圧倒されました。技術のレベルとかにも。今回は選ばなかった方でも、、、私の作品のイメージには声が合わなかったけど、すごい!!上手な人たちがたくさんいたので、いつか一緒にお仕事ができればいいなって思いました。いつか現場でご一緒できれば嬉しいです。

N:完成はいつごろですか?

S:10月中ごろです。

📸【昨年度の完成作品】

N:今日の授業は何ですか?

S:今日はDTMの授業で曲を1曲仕上げるって授業です。楽器のレコーディングとかMIDIキーボードを使って行います。

N:DTMって何ですか?

S:デスクトップミュージックといって、パソコンで曲を作ります。

N:楽器は弾けないと難しい?

S:そんなことないです。MIDIキーボードがあれば、パソコンで入力できるので、先生も1から教えてくださいますし、音楽が好きであれば誰にでもできる、、、そうですね。挑戦できると思います。

📸【DTM授業の様子】

S:授業の中で、楽器をレコーディングするって授業があるのですが、ギターは初挑戦ですがやっています。

N:難しい?

S:難しいですね。昔、チェロをやっていたのですが、同じ弦楽器なのでできるかなって思ったのですが、弦の細さとか、押さえるコードが違うので、やっぱり難しいかなって。

N:楽しい?

S:そうですね。アンプを繋いで音を変えてやってみると意外と良い感じに聞こえたりします。難しいけど、やってしまうと、こんなに簡単にできたんだと思い、楽しいです。マイクの位置によっても音が変わるので、どこの位置に置けば良いかって勉強になります。楽器レコーディングの経験になっています。

N:就職活動の時期ですがいかがですか?

S:なかなか厳しいところではありますが、でも、学校の授業を通して、入学する前に決めていた音響の進路先にも、「音の魅力を伝える仕事」っていうのは、いろいろなモノがあると知り、就職先への幅は広げられるので、来春、気持ちよく卒業できるようになっていたいです。

N:将来の夢を聞かせてください。

S:いちばんに思っているのは、「佐久間さんと一緒に仕事をしたい」って言ってもらえること。MAミキサーになりたいのですが、作品の意図とか、プロデューサーの想いとか、視野を広く持って作品を音で盛り上げられるMAミキサーになりたいです。そして、、、死ぬまでにそれは続くことだと思うので、死ぬときに仕事をしていて良かったなって思える人生にしたいです。この仕事をして良かったなって思いながら死ぬのが夢です(〃▽〃)ポッ ずっと勉強だなって思います。

学生インタビュー02 アニメ音響科2年生 真実(まこと)さん

M=マコトくん/ N=記事担当

N:簡単な自己紹介をお願いできますか?

M:マコトです。自己紹介か…えへへ(〃´∪`〃)ゞ いざってなると出てこないですね。バイトしつつ学院生活を送っています。よく、ここで記事を上げている「真実(まこと)」です。

N:アルバイト何しているの?

M:飲食店のホールをやっています。同じところで2年目です。

N:いろいろなお客さんがいそうだね。

M:仲の良い人がいっぱいいます、常連さんとは仲が良いです。自粛明けに久しぶりに来てくれたお客さんがいて、自分ことを覚えてくれていてすごく嬉しかったです。

N:そうだよね。アルバイトも自粛期間中に影響はあったでしょ?

M:はい。近くに野球のスタジアムがあって、「浜スタ」なんですが、、、前までだったら、ベイスターズのユニフォームを着た人たちがたくさんお客さんとして来てくれていたけど、今はまったくなくなって…。前だったらいつも満席になる勢いでしたが、今は全くなくなってしまって店長と売り上げが…って話でガッカリしています。

N:働いている人たちは?

M:そもそもそんなに多くの人が働いていないです。キッチン2人とホール1人。少数精鋭でやっていますw 辞めた人も辞めさせられた人もいないです。人数が少ないので、自分はホールを中心にやりますが、キッチンの中のことや、レジ締めなども教えてもらい、いろいろなことがスピーディーにできるようになってきました。店長からも、「任せられるようになってきた。」と言われます。えへへ(〃´∪`〃)ゞ 基本、信頼されていると思っています。

N:その経験は就職にもすごく活きてくるね。

M:はい。同じところで継続してできるって大きいと思っています。

N:就職はどんなところに行きたいの?

M:音響制作には行きたいと思っています。自分は技術というより、人と関わる制作に就きたいと思っています。動いている方が性に合っているのでアニメの制作進行も視野に入れています。

N:合っていると思う。

M:ホールをやっていて、お客様と話しているのが楽しいです。バイト先でも、若い方から年配の方にまで、年齢に関係なく仲良くしてもらっています。ありがたいです。お店のお客様たちは良い方たちばかりなので、何かしてあげたい。って、こちらもサービス以上にサービスをしてあげたいって気持ちになります。

N:その気持ちは就職でも活きると思います。頑張りましょうね。

M:頑張ります!!!

N:おススメ授業はありますか?

M:Adobeの授業がいちばん楽しいです。本当に。ぶっちゃけ1年からやりたかったです。

N:2年からだからね~。授業の担当講師として嬉しい♪

M:週の中でのいちばんの楽しみです。編集をやっていて楽しいです。自分の撮影した動画にテロップを付けたり、エフェクトを付けたりするのが楽しいです。新しいことも学べるので、編集の幅が広がります。編集をやっていていちばん楽しかったのは、去年の夏休みに北海道に友達と一緒に行って撮影した動画編集です。友達の1人が、中学からの友人なのですが、北海道の農業大学に行っていて、その子のお家に泊まりに行きました。今はコロナなので行けませんが、、、久しぶりに北海道で車を運転し、すごく楽しかったです。

M:すごかったのは、すごく晴れていたのに、突然すごい雨が降ってきたんです。その後またすぐに晴れたんですが、そのときちょうど、車の中で虹に関係する曲を聴いていて、曲の最後の部分で、実際に虹が出てくるってことがあったのは驚きました。

N:将来の夢は?

M:やっぱり、アニメに関わる仕事をしたいです。自分の好きなことを仕事にしたい、そのためにここに来ました。そしていろいろな人と関わりたいです。前に、授業の中での面接対策用の質問に、「学院生活を一言で表すと」ってあったんです。「繋がり」だと思います。アニメ音響科ですが、他学科の知り合いが多く、学校の中でも人脈を増やすことができたのは、昨年の授業で、他学科と一緒に行う授業が多かったからだと思います。いろいろな授業を通して、他の学科の人と仲良くできるようになり、新しいことを知ることができました。人との関わりが大事だと思いました。将来はたくさんの人と関わり作品を創っていき仕事ができたらいいなって思います。

📸【1年生のころ!!】

M:そして、ココにはいろいろな学科があるので、いつか、同期の子たちと一緒に仕事ができるのが夢です。声優科とか監督科とか。学院で知り合った同期とお仕事ができるようになるのが夢です。

編集後記

今回の学部新聞は、アニメ音響科にスポットをあててみました。
如何でしたでしょうか。

アニメ音響科の魅力は!!何と言っても在学中からプロとお仕事ができること。
誰もが知っている声優さんの声を録らせていただいたり、アニメから舞台になった作品の音響補佐を行わせていただいたり、、、授業だけでは経験できないこともたくさん行えます。
そして、他学科とのコラボも学院No.1です。アニメ学部内はもちろんのこと、声優タレント科の学生さんとはオーディオドラマ卒業公演など、多くの作品制作でご一緒しています。学院内でいろいろな学科のお友達が作れるのもアニメ音響科の特徴です。

アニメ音響のお仕事は、「声優さんと一緒にお仕事をする人」「効果音を作る人」「効果音・音楽・セリフをアニメの絵に合わせる人」…などとても多岐に渡っています。
就職の幅を広げられるように、【いろいろなことを学生に経験させてあげたい!!】
在学中から多くのことを学べる学科!!それもアニメ音響科の魅力の一つだと思っています。
第2弾でお会いしましょう♪

担当:K

📸【イメージイラスト/フォーリールーム】
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