マンガ科編集による第20弾!華やかなアイドルキャラクター続々誕生☆乗り物に動物に、上達した作品をたっぷり紹介しちゃいます♪
2021.03.10
出版社審査会★結果速報
Newsflash
【小学館 マンガワン編集部スカウト編2020】
どうも!金沢校講師のR.Kです!
【マンガ科出版社審査会】の続報です!!
今回は【小学館 マンガワン】編集部さん!
新人にいきなり連載させて、読者の感想・傾向を基に分析してマンガ家を育てるという画期的な運営を行う編集部さん。完成原稿はもちろん、ネーム作品なども併せて見ていただき、どの作品もポジティブに捉えたアドバイスをしてくれました♪
10名の学生さんが合格して現在編集者の方とやり取りしながら連載作品の準備中です。
★㊙情報★
マンガワン編集部さんにいただいたアドバイスを、今回もコッソリ公開!
【なんでなんでモード】
冒頭の展開で読者の興味を引くことが大切。情報が欲しくなった読者はページをどんどんめくってくれるようになる。逆に言えば冒頭の数ページが勝負と言えるので、インパクトある導入を心掛けて作ってみましょう。
続きが気になるからこそマンガは読んでしまうもの。それは1話の中でも同じということなんですね。皆さんも制作時に意識してみましょうね!
今回はここまで!次回の審査会速報もお楽しみに!!
(金沢校講師 R.K)
キャラクターコンテスト
結果発表
Character Contest
今年度最後のコンテスト‼
キャラクターコンテストリベンジマッチの結果発表です😊✨
今回のテーマは「アイドル」です!
元祖!なアイドルから、独自の世界観全開のアイドルまで本当に沢山のキャラクターが生まれました。
その中から選ばれたTOP3はこちらです。
とても華やかで、生き生きとしているアイドルたちですね☆
今回上位に入った作品はスタンダードなアイドルが選ばれたのかなと思います。
やはり、王道強し…といったところでしょうか…。
1年生もこの1年で画力がめきめきと上がってハイレベルな戦いでした…。
今度の新入生にはどんな猛者がいるのか、これから楽しみです!
(福岡校講師 I)
授業ピックアップ
Class Pick Up
こんにちは!仙台校マンガ科のオクダです。
この記事が皆さんのもとへ届く頃には代アニはもう春休み。2年生は卒業を迎えています。今回の「授業ピックアップ」は、そんな2年生の最後の授業についてご紹介します。
まずはこちら。「アシスタント用ポートフォリオ」の課題です。
マンガ家のアシスタントになる為には、自分の技術をアピールするサンプル作品を用意しなければなりません。建物や、乗り物、小道具などを中心に描き、それらを作家さんに送り、採用の結果を待つことになります。
これまで課題で習得した技術の集大成として、2年間でいちばんハイクオリティかつハイスピードで仕上げることを目標とします。
1年次の頃とは比べものにならないほど、上達していますね。
続きましてこちら。「卒業共同制作」です。
通常マンガは1人で制作するものですが、卒業記念としてクラスの共同制作を行います。仙台校の2年生はキャラクターやマンガを載せた同人誌を制作。その一部をお見せしましょう。
こちらはキャラクター制作。「自分の萌えのテーマ」を決め、自分はもちろん、クラスメイトからも1人選出し制作してもらいます。誰に描いてもらうかはくじ引き方式。ちなみにこのイラストは「女子高生・ふわふわ・セミロング」がテーマとのこと。
描き手が変われば表現も変わるということを客観的に見ることができる面白い企画だと思いました。みんなで苦労して作った同人誌は、きっと卒業しても思い出として心に残り続けるでしょう♪
(仙台校講師 オクダ)
講師おすすめ練習法
Recommended Practis
去年からずっと見たかった映画が配信されてテンションが上がった大阪校のMOです。
今回皆さんにオススメするのは絵を描く技術が上達する練習法ですが、今回は実際に絵を描かずに技術を上げていきます!
皆さんにぜひオススメしたいのは「いろんな絵やマンガを見る」ということです。
皆さんには好きなイラストレーターさんやマンガ家さんがいると思います。
そしてその好きな先生の絵を沢山見ているかと思いますが、好きな先生以外の作品も見て欲しいのです。
いろんな作品を見ることで、今まで気がつかなかった自分の描きたい絵柄や技術、取り入れたい手法が見つかるはずです。
好きなマンガを見て「こんなマンガが描きたい!」という目標が立つと思いますが、今まで見てこなかったマンガを見て、技術や表現力を勉強することもマンガを描く練習です!
いろんな作品に触れると、自分が何を描きたいのか、何が描けるのかと迷ってしまうことがあると思います。
そんな時は過去に描いた自分の絵やマンガを見てみてください。
過去の自分が「あなたはこんなマンガを描くのが夢だったんだよ」と、初心を思い出させてくれるはずです。
自分の描きたいものを信じて、沢山作品に触れていきましょう!
(大阪校講師 MO)
マンガTIPS
TIPS
こんにちは。東京校マンガ科講師の萩尾ノブトです。
今回はマンガ家のTIPSをお教えします。
マンガ家ってどんな仕事をしているのか一般にはあまり知られていません。
皆さんの想像では、恐らく〆切に追われてマンガを描いているイメージがあるのではないかと思います。
その通りです。それがマンガ家のお仕事です。
週刊連載ともなると、20ページ近い量の原稿を毎週完成させる必要があります。
その時の1週間の様子は概ね下記のようになります。
・月曜日 完成原稿を担当に渡して次号の打ち合わせをする
・火曜日 丸1日寝て体力の回復を図る
・水曜日 ネームを完成させる
・木曜日 担当にネームOKをもらう or リテイク時はその場で修正する
・金曜日 下描きを始める
・土曜日 ペン入れしつつアシスタントに背景を描いてもらう
・日曜日 修羅場
ネームや作画の早い人はもっと楽なスケジュールになるのですが、自分の場合はこんな感じでした。
このように〆切に追われてマンガの連載を続けていくというのは、結構体力が問われるというのがお分かりになりましたでしょうか。
連載マンガ家は意識的に健康な肉体の維持をコントロールする必要があります。
実は火曜日の「丸1日寝て体力の回復を図る」というのが大事なんだよ、というTIPSでした。
(東京校講師 萩尾ノブト)
学生作品紹介
Student's Work
こんにちは!広島校講師YSです!
今回は卒業を迎えた2年生の作品の一部をご紹介します!
マンガでの使用頻度はわりと高め、そして作画カロリーも高めの電車から見ていきましょう!
細かい部分の描き込みや、ガラスの反射、奥の描き飛ばし等、描く部分と省略する部分のメリハリが上手く付けられていますね!
スピード感も上手く表現できています!元々透視図法が得意な学生なのでパースの違和感もないです。
ただ、上の電線から車両エンジンへ電力を供給するパンダグラフがないので、この電車はどうやって動いているのかが気になるね…(^ω^ 😉
永久機関でも搭載しているのかな?笑
作画をする際は資料写真を見るだけではなく、細かい部分を追加で調べていく必要があります。
結果クオリティも上がるし、違和感も軽減されますので皆さんも背景を描く際は入念に調べて作画に取り組みましょう!
次は動物の授業で描いた作品ですね!可愛いネコですね~!モフりたい!!
毛並みのラインを光で飛ばしたり、影の部分は1本で描いたり、線のメリハリもついていてよく描けています!
後ろにあるのは猫のクッションかな…?あんなつぶらな瞳で見つめられたらついつい買ってしまいたくなりますね!
こういう気持ちに読者をさせることができればイラストとして成功です!皆さんも読者にどう感じてもらいたいか!を意識して作画をしていきましょう!
最後にオリジナル洋服デザインの作品なのですが…えーと、何だこれは…。笑
右の女性の服装はまず肩パッド入れすぎだね。笑 襟もとがってるし…。笑
左の男性に至っては何が何やら。笑 学生服?サッカーのユニフォーム?そして靴デカッ。笑
今回のオリジナル洋服デザインの授業でインパクトがあったのでご紹介していますが、でもこういった斜め上の発想ができるかどうかって大事です。
マンガ家志望者は沢山いますが、その中で勝ち残っていくためにはこういった個性を見せつける必要があります。
皆さんも自分だからこその表現を見つけて作品制作を進めていきましょう!
今回は2年生の作品の一部をご紹介しましたが、入学した当初は「ネームって何?」「透視図法って何それおいしいの?」という状態で、改めて確実に成長してるなーと実感したのでとても嬉しく思います!(*´ω`*)
今後も受賞して連載、マンガ家アシスタントと業界で戦っていける猛者を目指して引き続き頑張っていこう!
(広島校講師 YS)
河ちんです。
最近、YouTubeをよく見ます。玩具レビューや曲、実際にあった泣ける話とか観てしまいます。
YouTubeで生ライブしてお金を稼いでいる人もいますね。今は本当にネットを使っていろんなお金の稼ぎ方があるんだなと改めて感じました。
そしてそこには、「マンガ」という形で観られるものが沢山溢れていました。マンガのお仕事の需要を感じます。
さて、先日卒業を迎えた2年生、皆さんこの2年間本当に頑張ってきました。名古屋校の学生で、沢山結果を出したK.Yさん。
1年次にヤングジャンプで担当が付き、2年生になってからも週刊少年チャンピオン、週刊少年マガジン、小学館裏サンデー、週刊少年ジャンプと才能を認められ担当が付きました!
つまり大手四大出版社(集英社・講談社・小学館・秋田書店)にて担当付きということです。
名古屋校卒業生のマンガ家さんのところにアシスタント就職も決まり、さらには企業さんとプロ作家として契約を交わしました。
課題の締め切りもきっちり守り、作品もきちんと完成させ、スキルもどんどん上がってきているので、卒業後も楽しみです。
(名古屋校講師 河ちん)