注目のサマースクールに潜入☆エンタメ界の住人ならば誰もが行うプロフィール撮影の裏側も覗いてみましたよ～♪

こんにちは！YOANIエンタメ講師の原田です！
講師のおススメを作品を紹介する企画の第2弾。
今回は原作がある映画についてのお話です。

よく、マンガや小説が原作である作品が『待望の映画化！』なんてキャッチフレーズで映像になることがありますよね？
個人的な見解でたいへん申し訳ないのですが、ほとんどの作品が映画よりも『原作の方が絶対に面白い』って感じちゃうんですよね…。
そもそも原作の膨大な内容を約2時間の映像に詰め込んでいるんですから無理も出ちゃいますよね…。

今日紹介する作品はあくまで個人的な主観で『原作と同じくらい、もしくはそれ以上に楽しめた！』という映画を紹介したいと思います。

それは川村元気さんの小説『世界から猫が消えたなら』です。
あらすじは『猫とふたり暮らしの僕はある日、医者から脳腫瘍であると告知される。家に帰ると、自分の容姿と同じ「悪魔」と名乗る男から変わった取引を持ち掛けられる。それは「世界から1つ何かを消すと、1日寿命が伸びる」というもの。そこで僕は生きるために、電話や映画や時計……そして、猫を消していく？』

佐藤健さんが主人公の『僕』と『悪魔』の2役で出演。
ヒロインに宮崎あおいさん、友人のタツヤ役には濱田岳さん。
物語の大筋は原作に忠実で、映像ならではの演出や、物を消すことによって人生で得たものがどんどんなくなっていくなど、小説にはない脚色が素晴らしく個人的に小説以上に楽しめた作品でした。
じんわり泣けて、自分や家族について考えさせられる作品です。
特には濱田岳さんの演技が秀逸です。

最後に鑑賞する時の注意点をお伝えしておきます。

①おススメ映画だからといって過度に期待せず『テレビをつけたらやっていた』ぐらいの肩の力を抜いて観てください。
②いきなり映画を観るよりも小説を読んでから映画を観ると、小説との違いを楽しめますよ♪
③ハリウッド映画のような大迫力を求めている人にはおススメしません。

それでは、また！