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2020.05.17

YOANIのレジェンド講師に聞いてみたいことはありますか?【エンタメ業界編】



代々木アニメーション学院

■ 有名になった卒業生で、素人から始めた方はいるか

ほとんどの方が素人からのスタートです。
私が教えてきた松岡君や楠田さんなど皆さん基礎や応用技術、個性の伸ばし方まで全て代アニの2年間で培っていきました。逆に演劇や放送部などで経験されている方は、その期間でのクセがついている事が多く、声優としての必要な知識を吸収して貰うために一からやり直す事もあります。
スタート地点は違っても最後の目標は同じで「自分は本気で声優になる」と信じて行動している人が、活躍している卒業生になっていったのは間違いないです。

■ 有名になった卒業生の特徴や共通点

見た目もそうですが性格もバラバラでしたね。良い意味、悪い意味で目立つ人もいれば、実力の差もありました。ただ一点長く業界で活躍している卒業生については共通点があります。
それは“目標に対するストイックさ”でした。声優になる事が一番の目標で、その為に必要だと思った事への集中力の高さは凄かったです。ひた向きにやるべき事に進んでいく印象でしたね。教え子の松岡君なんかは一番その印象が強かったですかね。

■ 有名になった卒業生は在学中から優秀だったか

実力の差は個々で全然違います。1年次はついていけなかった学生が、2年次に突然うまくなる事もありました。まれに何かを経験した事で感性が変わり、繊細な表現ができるようになる事があります。私は、それを「急に化けた」と呼んでいました(笑)
それもあって、どんな人でも有名になる素質があると確信が持てます。

■ 有名になった卒業生はどんなバイトをしていたか

教え子の松岡君は、北海道帯広から東京校へ入学して新聞奨学生で学んでいました。
新聞奨学生は、学費のほとんどを捻出でき、また寮もあり月々の給料も出ますので、この制度を選択する人は多いです。その他では、普通の高校生や大学生のアルバイトと変わらないですかね。学校か自宅に近いお店、または学校で提供するオーディションが受けれるように“休みが取りやすいアルバイト”などですね。

■ 有名になった卒業生が頑張っていた事

とにかく貪欲な吸収力が凄かったです。
何をすれば、身に付くだろう?どうすれば自分に役立つだろう?と常に声優になるために必要なものとは何かを考えて、自分磨きに向き合っていました。全員では無いですが、企画などではリーダーとして皆を引っ張たりできる人も多かったです。演技は人との会話がメインなので、コミュニケーションが大事だと感じていた結果だと思います。

■ 有名な人はオーラがあると聞きますが普段から感じられるんですか?

はい、とても大きなオーラを感じます。嘘です(笑)というのも業界の中では、力のある俳優さんや声優さんなどお仕事(表現)をしている時には、本当にオーラを感じる事ができます。気圧される感覚ですね。監督クラスになると、同じようにオーラを感じます。
ですが、普段はそんな人たちでも普通で、オーラを感じる事はないです。その人たちが何かに真剣に取り組んでいる際に感じてしまう集中力なのだと思います。表現者は伝える事が技術なので、オーラを伝達する事も十分にありえる事ですね。

■ 入学するまでに身につけておいた方がいい事などはありますか?

芸術や娯楽作品への理解が大事です。
その為、沢山作品を観て自分に感動を与え感受性を豊かにしましょう。声優としての基礎はもちろんですが、応用の表現では個性が立ちますよ。感じた事を人に伝える時の表現が魅力的かどうかなど意識できるようになります。その際のコントロールもしっかりと、、、これは授業の中で教えますね。

■ 講師として何に注目して指導しているか

育成としては、人にはそれぞれの個性があるので、それを表現として扱えるかを気にしています。ただし、デビュー指導の面では、一緒に仕事をして楽しいと思える人か、頼りになる人なのかを客観的にみてあげたり、やる気や人柄なども重視しています。
いくら実力があっても、「この人は雰囲気が悪いので一緒に仕事をするのが嫌だ」と思われると、業界では使われなくなります。そうなると勿体ないので、この点は鬼になって、厳しめに指導します!

■ 講師として生徒のどういうところを見てるのか

一番は“真剣なのか”という点です。代アニがいくら質の高い教育をしていたり、凄い環境があっても学生さんが受け身で待つばかりだと、業界で活躍するまで導いてはいけません。
夢を持つ人が、おんぶに抱っこされるのではなく、一緒に走り背中を押していける仲間になりたい。と、思っています。ゴールに向けて背中を押すのなら、どの学校にも負けない自信はありますよ。

■ オーディションで求められていることは何か

業界の人や業界に近い人なら必ず、審査する部分があります。それは“自分の事を自然に話せるか”です。声優であれば、セリフやナレーションの表現は基礎として、ある程度は完成させておかなければなりません。これは2年間勉強すれば問題は無いでしょう。また、技術面では、歌唱力や体幹なども審査する場合がありますが、上手さよりも伸びしろや可能性を見る事が多いです。
今の声優業界では、歌ダンスや舞台、イベント司会などマルチに活躍できる職業ですので、自分という商品は何が武器なのか、それを知り伸ばす事ですね。素質などのアドバイスはできますので一度相談ください!

■ レッスンを受ける時などに気をつけること

課題の発表などをした時に、講師の指導だけではなく自分でも「今のはできた、できなかった。どこが足りなかった」と、色んな視点から自分の演技を分析してみましょう。
また、プロの演技のクオリティの高さを感じていくことも大事です。ですので、沢山の作品を観ましょう。そして、演技(する・みる)のセンサーを高める事ができれば、自分の演技をプロの演技に近づけていく事ができます。

■ 低い声を出せるようになるコツや練習方法

腹式呼吸や発声時の腹筋の使い方がポイントの一つですが、筋トレや柔軟の練習方法は、しっかりと学んでから取り組まないとケガをしてしまう可能性や腹式呼吸を妨げる筋肉の付き方をすると後々、大変なのであまりお勧めできません。簡単に伝えられることは喉を大きく開くという点です。
楽器に例えると、ラッパからトロンボーンやホルン、チューバへ。管が大きいほど音も太くなりますよね?人間の体も音を出す構造は同じです。
また、音を出す完璧なコツをつかむためには人ぞれぞれに身体の作りが違うので、それは訓練しながら探していくことになるでしょう。自分にあった特訓は、代アニでやっている教育方法がまさにそうなので、一度授業の見学をしてみることをお勧めします。


代々木アニメーション学院

■ 有名になった卒業生で、素人から始めた方はいるか

ほとんどが素人からのスタートですね。
放送部や演劇部からスタートする人もいますが、業界で活躍するための必須条件ではありません。中には「自分は経験者だから」という油断から、あっという間に追い抜かれていく人もいたりします。業界全体から見れば、今の時点でのキャリアの差はそれほど大きな違いではないので、心配せずに一歩踏み出すことが大切なんです!

■ 有名になった卒業生の特徴や共通点

みんな個性が豊かだったから…ほんとに同じ個性が無いですね。バラバラです、いい意味で(笑)
でもそうですね、みんな“負けず嫌い”だったかもしれません。人との距離感とかコミュニケーションが苦手だったのに、舞台のオーディションに立候補した人もいましたし。
思ったように出来なくて授業後に「くやしいです!」って泣きながら報告に来た学生(現在絶賛活躍中の声優さん)もいましたね。みんな共通して、それぐらい“本気”だったんだと思います。

■ 有名になった卒業生は在学中から優秀だったか

これもですね、、、バラバラなんですよ(笑)
高野さんとかは、中学時代からオープンキャンパスに参加していて、当初あんまり滑舌が良くなかったんですが、まさか数年後にすごい複雑なセリフをすごい勢いでまくしたてることができる声優になるとは想像もできなかったですね。
いま出来なくても出来るようになるって信じれるかどうかなのかな。もちろん優秀な子もいましたが、ポイントは自分を信じて思いっきり立ち向かえるか、ですかね!

■ 有名になった卒業生はどんなバイトをしていたか

飲食店や接客業が多かったかな。声を出す・喋る・コミュニケーションをとる。という経験値が上がりますからね。新聞奨学生も多かったです。西谷くんとかそうだったかな。
新聞奨学生は学費のほとんどを自力でカバーできるので家族に、負担をかけず自力で夢を叶えたい方にお勧めです。声優・俳優に関して言えば、どんなアルバイトでも演技する上でプラスになると思います。できればオーディションに対応できるようにシフトの融通がきくアルバイト先が理想ですね。

■ 有名になった卒業生が頑張っていた事

「特徴や共通点」でも触れましたが、みんな“本気”でプロになろうとしてました。
それってどういうことかというと、自分の思考や行動、生活の全てを「プロになるために」に繋げていくことだと思うんです。そういう「生き方」「スタイル」を作り上げるために頑張っていたんじゃないかな。今の自分の生活をプロの声優さんが同じように生活するとしたら。ですね。

■ 有名な人はオーラがあると聞きますが普段から感じられるんですか?

うーん、案外そうでもない(笑)お世話になった大先輩とか、仕事中というか現場でのオーラはやっぱり迫力あるんですよ。
でも一緒にお酒飲んでるとそうでもない(笑)見られる・見せる仕事なので、人の目を意識する場では仕事モードが発揮されるのかもしれませんね。

■ 入学するまでに身につけておいた方がいい事などはありますか?

筋トレ。これは自分が演技を学び始めた時にものすごく思った事です。演技表現を生み出すのは自分の体、だから鍛えておく。シンプルでしょ?
あとは本を読むことと、音楽を聴くこと。そしてできれば、今のうちにいろいろな体験をして、泣いて笑って感動してほしいですね。これにプロとしての考え方を加えると、すべての行動が自分磨きに繋がります。

■ 講師として何に注目して指導しているか

一人ひとりが全く違うので、できるだけ長所を見逃さないように気をつけています。同じ型にハメて量産するのではなく、型を教えながら長所を伸ばすという感じでしょうか。
難しいことしてるでしょ(笑)。ただ、あまりに学生が受け身だと指導が進まないので、取り組み方や考え方も含めて教えたりしています。一番困るのは怒られることを恐れて全力を出してくれない時。2年で現場に立てるかどうかは、本当に二人三脚なんです。

■ 講師として生徒のどういうところを見てるのか

授業を離れたときの態度や普段の言葉の使い方とか、できるだけ見てますね。
こういうと一方的に観察してるみたいで怖いかもしれないけど(笑)、そうではなくて雑談などのコミュニケーションがほとんどです。「普段は○○なのに授業ではそうでもないな」みたいな発見が、次の指導のヒントになったりするのです。

■ オーディションで求められていることは何か

声優のオーディションなら、滑舌は絶対チェックされます。これは台詞などの課題だけでなく、それ以外の会話の受け答えでも見られていると思ったほうがいいです。
あとは自己アピールですね。これ、よく間違われますが“自己紹介”ではないです“自己アピール”ですからね。自分はどんな表現が得意で、どんな雰囲気が出せるのか。とか。

■ レッスンを受ける時などに気をつけること

やはり“素直になること”ですね。ここで妙にプライドだけが高くなって相手の言うことが聞けなくなると、ピタリと成長が止まります。
そしてもう一つ“実践すること”。頭だけでフムフムと納得せず、実践することで理解できることがたくさんあります。アドバイスを素直に受け入れ、どんどん実践してみる。これが大切です!

■ 低い声を出せるようになるコツや練習方法

憧れますよね、低い声。すごくわかります(笑)
ただ、これはトレーナー無しで練習するのはオススメしません。
喉はデリケートな部分ですし、ひとりひとり体の作りも違うので、トレーナーに直接アドバイスが貰える環境で取り組むのがいいと思います。簡単なアドバイスなら体験イベントの時にでも直接できますので、気軽に話しかけてください!

有名になった卒業生で、素人から始めた方はいるか

ほとんどの方が素人からのスタートです。
私が教えてきた松岡君や楠田さんなど皆さん基礎や応用技術、個性の伸ばし方まで全て代アニの2年間で培っていきました。逆に演劇や放送部などで経験されている方は、その期間でのクセがついている事が多く、声優としての必要な知識を吸収して貰うために一からやり直す事もあります。
スタート地点は違っても最後の目標は同じで「自分は本気で声優になる」と信じて行動している人が、活躍している卒業生になっていったのは間違いないです。

有名になった卒業生の特徴や共通点

見た目もそうですが性格もバラバラでしたね。良い意味、悪い意味で目立つ人もいれば、実力の差もありました。ただ一点長く業界で活躍している卒業生については共通点があります。
それは“目標に対するストイックさ”でした。声優になる事が一番の目標で、その為に必要だと思った事への集中力の高さは凄かったです。ひた向きにやるべき事に進んでいく印象でしたね。教え子の松岡君なんかは一番その印象が強かったですかね。

有名になった卒業生は在学中から優秀だったか

実力の差は個々で全然違います。1年次はついていけなかった学生が、2年次に突然うまくなる事もありました。まれに何かを経験した事で感性が変わり、繊細な表現ができるようになる事があります。私は、それを「急に化けた」と呼んでいました(笑)
それもあって、どんな人でも有名になる素質があると確信が持てます。

有名になった卒業生はどんなバイトをしていたか

教え子の松岡君は、北海道帯広から東京校へ入学して新聞奨学生で学んでいました。
新聞奨学生は、学費のほとんどを捻出でき、また寮もあり月々の給料も出ますので、この制度を選択する人は多いです。その他では、普通の高校生や大学生のアルバイトと変わらないですかね。学校か自宅に近いお店、または学校で提供するオーディションが受けれるように“休みが取りやすいアルバイト”などですね。

有名になった卒業生が頑張っていた事

とにかく貪欲な吸収力が凄かったです。
何をすれば、身に付くだろう?どうすれば自分に役立つだろう?と常に声優になるために必要なものとは何かを考えて、自分磨きに向き合っていました。全員では無いですが、企画などではリーダーとして皆を引っ張たりできる人も多かったです。演技は人との会話がメインなので、コミュニケーションが大事だと感じていた結果だと思います。

有名な人はオーラがあると聞きますが普段から感じられるんですか?

はい、とても大きなオーラを感じます。嘘です(笑)というのも業界の中では、力のある俳優さんや声優さんなどお仕事(表現)をしている時には、本当にオーラを感じる事ができます。気圧される感覚ですね。監督クラスになると、同じようにオーラを感じます。
ですが、普段はそんな人たちでも普通で、オーラを感じる事はないです。その人たちが何かに真剣に取り組んでいる際に感じてしまう集中力なのだと思います。表現者は伝える事が技術なので、オーラを伝達する事も十分にありえる事ですね。

入学するまでに身につけておいた方がいい事などはありますか?

芸術や娯楽作品への理解が大事です。
その為、沢山作品を観て自分に感動を与え感受性を豊かにしましょう。声優としての基礎はもちろんですが、応用の表現では個性が立ちますよ。感じた事を人に伝える時の表現が魅力的かどうかなど意識できるようになります。その際のコントロールもしっかりと、、、これは授業の中で教えますね。

講師として何に注目して指導しているか

育成としては、人にはそれぞれの個性があるので、それを表現として扱えるかを気にしています。ただし、デビュー指導の面では、一緒に仕事をして楽しいと思える人か、頼りになる人なのかを客観的にみてあげたり、やる気や人柄なども重視しています。
いくら実力があっても、「この人は雰囲気が悪いので一緒に仕事をするのが嫌だ」と思われると、業界では使われなくなります。そうなると勿体ないので、この点は鬼になって、厳しめに指導します!

講師として生徒のどういうところを見てるのか

一番は“真剣なのか”という点です。代アニがいくら質の高い教育をしていたり、凄い環境があっても学生さんが受け身で待つばかりだと、業界で活躍するまで導いてはいけません。
夢を持つ人が、おんぶに抱っこされるのではなく、一緒に走り背中を押していける仲間になりたい。と、思っています。ゴールに向けて背中を押すのなら、どの学校にも負けない自信はありますよ。

オーディションで求められていることは何か

業界の人や業界に近い人なら必ず、審査する部分があります。それは“自分の事を自然に話せるか”です。声優であれば、セリフやナレーションの表現は基礎として、ある程度は完成させておかなければなりません。これは2年間勉強すれば問題は無いでしょう。また、技術面では、歌唱力や体幹なども審査する場合がありますが、上手さよりも伸びしろや可能性を見る事が多いです。
今の声優業界では、歌ダンスや舞台、イベント司会などマルチに活躍できる職業ですので、自分という商品は何が武器なのか、それを知り伸ばす事ですね。素質などのアドバイスはできますので一度相談ください!

レッスンを受ける時などに気をつけること

課題の発表などをした時に、講師の指導だけではなく自分でも「今のはできた、できなかった。どこが足りなかった」と、色んな視点から自分の演技を分析してみましょう。
また、プロの演技のクオリティの高さを感じていくことも大事です。ですので、沢山の作品を観ましょう。そして、演技(する・みる)のセンサーを高める事ができれば、自分の演技をプロの演技に近づけていく事ができます。

低い声を出せるようになるコツや練習方法

腹式呼吸や発声時の腹筋の使い方がポイントの一つですが、筋トレや柔軟の練習方法は、しっかりと学んでから取り組まないとケガをしてしまう可能性や腹式呼吸を妨げる筋肉の付き方をすると後々、大変なのであまりお勧めできません。簡単に伝えられることは喉を大きく開くという点です。
楽器に例えると、ラッパからトロンボーンやホルン、チューバへ。管が大きいほど音も太くなりますよね?人間の体も音を出す構造は同じです。
また、音を出す完璧なコツをつかむためには人ぞれぞれに身体の作りが違うので、それは訓練しながら探していくことになるでしょう。自分にあった特訓は、代アニでやっている教育方法がまさにそうなので、一度授業の見学をしてみることをお勧めします。

有名になった卒業生で、素人から始めた方はいるか

ほとんどが素人からのスタートですね。
放送部や演劇部からスタートする人もいますが、業界で活躍するための必須条件ではありません。中には「自分は経験者だから」という油断から、あっという間に追い抜かれていく人もいたりします。業界全体から見れば、今の時点でのキャリアの差はそれほど大きな違いではないので、心配せずに一歩踏み出すことが大切なんです!

有名になった卒業生の特徴や共通点

みんな個性が豊かだったから…ほんとに同じ個性が無いですね。バラバラです、いい意味で(笑)
でもそうですね、みんな“負けず嫌い”だったかもしれません。人との距離感とかコミュニケーションが苦手だったのに、舞台のオーディションに立候補した人もいましたし。
思ったように出来なくて授業後に「くやしいです!」って泣きながら報告に来た学生(現在絶賛活躍中の声優さん)もいましたね。みんな共通して、それぐらい“本気”だったんだと思います。

有名になった卒業生は在学中から優秀だったか

これもですね、、、バラバラなんですよ(笑)
高野さんとかは、中学時代からオープンキャンパスに参加していて、当初あんまり滑舌が良くなかったんですが、まさか数年後にすごい複雑なセリフをすごい勢いでまくしたてることができる声優になるとは想像もできなかったですね。
いま出来なくても出来るようになるって信じれるかどうかなのかな。もちろん優秀な子もいましたが、ポイントは自分を信じて思いっきり立ち向かえるか、ですかね!

有名になった卒業生はどんなバイトをしていたか

飲食店や接客業が多かったかな。声を出す・喋る・コミュニケーションをとる。という経験値が上がりますからね。新聞奨学生も多かったです。西谷くんとかそうだったかな。
新聞奨学生は学費のほとんどを自力でカバーできるので家族に、負担をかけず自力で夢を叶えたい方にお勧めです。声優・俳優に関して言えば、どんなアルバイトでも演技する上でプラスになると思います。できればオーディションに対応できるようにシフトの融通がきくアルバイト先が理想ですね。

有名になった卒業生が頑張っていた事

「特徴や共通点」でも触れましたが、みんな“本気”でプロになろうとしてました。
それってどういうことかというと、自分の思考や行動、生活の全てを「プロになるために」に繋げていくことだと思うんです。そういう「生き方」「スタイル」を作り上げるために頑張っていたんじゃないかな。今の自分の生活をプロの声優さんが同じように生活するとしたら。ですね。

有名な人はオーラがあると聞きますが普段から感じられるんですか?

うーん、案外そうでもない(笑)
お世話になった大先輩とか、仕事中というか現場でのオーラはやっぱり迫力あるんですよ。
でも一緒にお酒飲んでるとそうでもない(笑)見られる・見せる仕事なので、人の目を意識する場では仕事モードが発揮されるのかもしれませんね。

入学するまでに身につけておいた方がいい事などはありますか?

筋トレ。これは自分が演技を学び始めた時にものすごく思った事です。演技表現を生み出すのは自分の体、だから鍛えておく。シンプルでしょ?
あとは本を読むことと、音楽を聴くこと。そしてできれば、今のうちにいろいろな体験をして、泣いて笑って感動してほしいですね。これにプロとしての考え方を加えると、すべての行動が自分磨きに繋がります。

講師として何に注目して指導しているか

一人ひとりが全く違うので、できるだけ長所を見逃さないように気をつけています。同じ型にハメて量産するのではなく、型を教えながら長所を伸ばすという感じでしょうか。
難しいことしてるでしょ(笑)。ただ、あまりに学生が受け身だと指導が進まないので、取り組み方や考え方も含めて教えたりしています。一番困るのは怒られることを恐れて全力を出してくれない時。2年で現場に立てるかどうかは、本当に二人三脚なんです。

講師として生徒のどういうところを見てるのか

授業を離れたときの態度や普段の言葉の使い方とか、できるだけ見てますね。
こういうと一方的に観察してるみたいで怖いかもしれないけど(笑)、そうではなくて雑談などのコミュニケーションがほとんどです。
「普段は○○なのに授業ではそうでもないな」みたいな発見が、次の指導のヒントになったりするのです。

オーディションで求められていることは何か

声優のオーディションなら、滑舌は絶対チェックされます。これは台詞などの課題だけでなく、それ以外の会話の受け答えでも見られていると思ったほうがいいです。
あとは自己アピールですね。これ、よく間違われますが“自己紹介”ではないです“自己アピール”ですからね。自分はどんな表現が得意で、どんな雰囲気が出せるのか。とか。

レッスンを受ける時などに気をつけること

やはり“素直になること”ですね。ここで妙にプライドだけが高くなって相手の言うことが聞けなくなると、ピタリと成長が止まります。
そしてもう一つ“実践すること”。頭だけでフムフムと納得せず、実践することで理解できることがたくさんあります。アドバイスを素直に受け入れ、どんどん実践してみる。これが大切です!

低い声を出せるようになるコツや練習方法

憧れますよね、低い声。すごくわかります(笑)
ただ、これはトレーナー無しで練習するのはオススメしません。
喉はデリケートな部分ですし、ひとりひとり体の作りも違うので、トレーナーに直接アドバイスが貰える環境で取り組むのがいいと思います。簡単なアドバイスなら体験イベントの時にでも直接できますので、気軽に話しかけてください!

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