JP
JP

2020.04.16

東京校通信vol.1公開!!東京校自慢の教室を余すところなくマスターしよう☆マンガ科講師が心がけていること&アニメ音響科講師のハマりごとも知れちゃう!!

東京校教室紹介

東京校は校舎が3つあります。今月はそのうちメインの1号館の教室をご紹介!
※それぞれの教室に目立つアタマの変な人がいるので探してみてね

9階
主にエンタメ学部(声優タレント科、声優アニソン・アイドル科、2.5次元演劇科)が授業で使用します。
広いですよ~。両面鏡のパネルで仕切って、三分割して使用することもあります。

8階
クリエイター学部(イラスト科、マンガ科)が授業で使用します。
防音室やMAルーム、面談室などもあります。

7階
アニメ学部(アニメーター科、アニメ音響科、アニメ背景美術科)が授業で使用します。
録音ブースもありますよ~!!

6階
エンタメ学部。
1番奥の603教室にはステージがあります。照明・音響も当然完備。アトリエ公演などで使用します。もちろん授業でも!

5階
総合受付と職員控室があります。

4階
エンタメ学部。4つ教室があります。
402、403、404部屋には環境最高の録音スタジオ完備!

次回は2号館・3号館をご紹介しますね♪
さあ、ピンクアフロは見つかったかな?

今月のたのしい東京校

「東京校新聞創刊にあたり、ギ〇ュー特戦隊のポーズで写真を撮りたいんですけど」
その呼びかけに3秒で集まった、代アニが誇るエリート達です。

★今月の東京校ポイント
【スタッフの戦闘力の高さ】
※安全に考慮し距離を取って撮影しています

今月の講師紹介

マンガ科 大多和先生

現役マンガ家・イラストレーター。

週刊マンガのチーフアシスタントとして、作画だけでなく他スタッフの教育も担当。

その後独立、フリーで絵の仕事を請け負う傍ら、アシスタントを続け多数のマンガ家の現場を支えた。

代アニでは理屈で描く技術を伝授しており、講義がわかりやすいと好評。

記者「東京校新聞、第1回目のゲストはマンガ科の大多和先生です。絵のサンプルを見せてもらいましたが、それぞれ絵柄が違いますね。」

大多和「作家さんや企業さんの希望に合わせて描くことが多かったですね。絵柄はある程度変えて描けます。今では教材用に段階ごとの絵を描きおろしています。」

記者「教材用の絵はどれくらいの時間で描かれましたか。」

大多和「完成まで4時間くらいですね。教材用に丁寧に描いています(笑)」

記者「その時間で出来るようになるには慣れが大きいですか。」

大多和「慣れが一番ですね。大事なのは数をこなすことです。数をこなせば描き方の要点が蓄積されて、どうやって描くか考えなくて良くなります。自転車も乗れるようになると会話しながら走れますよね、それと同じです。」

記者「教えている時に他に伝えていることはありますか。」

大多和「 基本的に完成品で評価される世界なので、先ずは仕上げるようにと話しています。それに終わりまで読まないと、「何がしたかったのか」「どこが悪かったか」も分からないですから。」

記者「今の学生と大多和先生が在学生時代の学生とで違いはありますか。」

大多和「学生の空気感での違いはそんなに変わらない印象ですね。ただスキル面では入学時から上手い生徒が増えた印象です。絵を描くハードルも下がっているのかな。今はi Padやデジタルも普及して、気軽に描けるので。」

記者「10年前と比べるとWebマンガやデジタル掲載も増えましたよね。」

大多和「そうですね。そういう意味では「みんなが好きなマンガ」が減りましたね。その分、好みが細分化されていると思います。王道のストーリーを描くのも良いのですが、そこに自分の趣味、嗜好を入れられるかが、重要になっています。「なんでそれを好きなのか」、「どこに燃え/萌えるのか」とか、自分が魅力に感じるポイントの発信が大事になっている印象です。また今の時代、多くの読者はキャラクターの人生が見たいので、いかに魅力的なキャラクターを作るかが重要です。」

記者「マンガ家は映画で言うと監督から脚本、演出、カメラ、主演まで全部自分でこなすイメージがありますが、まずはどこから描き(作り)始めると良いみたいなことはあるんですか?」

大多和「描き始めはどこからでも良いんです。思い付いた場面、キャラクター、世界観、どこをスタートにしても実は描けるんです。」

記者「大多和先生ならどこを入り口にしますか。」

大多和「 これは僕の好みですが、物語の「分かりやすい骨組み」を考えることから始めます。無駄なく進む、読んでスッキリする物語を描くことを重視しています。」

記者「自分の興味・関心が描き出す時に影響しそうですね。」

大多和「そこは大きいですね。その好き・嫌いを具体的に研究することが大事です。それを具体的にすると作品を描き出す時に楽になります。」

記者「世の中としてはキャラクターが重視されていますよね。」

大多和「そこはキャラクターの行動に説得力があれば良いと考えています。先ほどの「好き・嫌いを具体的にする」ことで、キャラにそれを反映できるようになるからです。序盤で作品のキャラクターの性格が掴めて、何が起こって何を達成するか、それが理解しやすいと共感もしやすくなりますよね。」

記者「代アニで教えていて学生の才能に驚いたことはありますか。

大多和「学生の「これが好き!」というのがストレートに入った作品を読んだ時は驚きましたし、惹き付けられました。他にはその学生独特の空気感やギャグセンスがある作品を読んだ時ですね。ただ描いてきた本人がそれをどう活かしきれていないことが多いので、そのためのアイデアを一緒に考えていくというマンガ編集の立場で指導をしています。」

記者「代アニで行っている出版社審査会というのは他の学校でもやっているのですか。」

大多和「どこの専門学校さんも実施されていますが、代アニは特に一人ひとりしっかり見てもらえる環境を作っています。また、代アニほど担当付きを出している学校はないです。「全員が完成品を出してくれてレベルも高い」と審査会に来てくださる編集さんたちからも高評価を頂いています。」

記者「大多和先生の夢はなんですか。」

大多和「教え子たちがヒット作家になった時に、『俺が育てた』と言いたいですね。」

記者「分かります(笑)ところで、お休みの日は何をされていますか?」

大多和「食べ歩き・街歩きですね。アシスタント時代から知らない街を歩いて現地の名物を食べながら、構造物を見るのが好きです。後はアニメ・漫画・ゲームですね。ももクロ(ももいろクローバーZ)もプロレスのようなストーリーが好きで、大きなライブはちょくちょく参加しています。」

記者「最後にマンガ家を目指す在校生、これからマンガを描こうとしている皆さんに一言お願いします。」

大多和「まずは好きなものを形にして見せてください。そこから一緒に作品を磨いて、一緒に頑張りましょう!!」

極私的なオススメ

アニメ音響科担当の太田実です。

アニメからマンガにハマり、その影響で始めた物があります。
私のお薦めはロードバイクです。大抵の人は『弱虫ペダル』を見てハマったのねと返して来ますが、私は『ろんぐらいだぁす!』という作品にハマってしまいました(笑)

タイトルが示す通りロングライドのお話なのですが、まったり走っていたり、少しずつ走れるようになって行く主人公や、周りを固めるキャラクター達がとても魅力的です。
近所が作品に登場し、「ロードバイクに乗って聖地巡礼したい」と、思い切ってロードを購入しました!

走り始めの余りの軽さに鳥肌、風を切って走る感覚、変わって行く景色、もう楽しすぎます!
自分の足でも遠くに行ける感覚に、あれよあれよとのめり込んでしまいました(笑)

まだ100㎞のナイトライドしかロングは味わっていませんが、しまなみ海道も走ってみたいし、渋峠にもチャレンジしたい!
360㎞の日本横断もしてみたいですね(笑)

編集長後記

ども。ある日、校長先生に首根っこつかまれ、会議室に軟禁され、学校相談の主任様と二人がかりで、「東京校新聞の編集長にならんかい?」と有難くも任命頂きました、声優タレント科講師・竹下です。

代アニの近くのスポットを紹介します。

でーん!とーきょーどーむうう~。
はい、みなさんご存じ。スポーツはじめ各種イベント・ライブなどを行う、にっくき読売巨人軍の本拠地です。
代アニ東京校から歩いて3分なんです!

「写真を撮ってこい!」と命じられ、「撮ってきました!」

「へたくそ!」
「お腹減りました!」
「よし。写真の撮り方をうまくしてやる。編集長の撮影成長の記事を毎月UPするぞ」
「え~」
ということで始まりました。

東京校新聞。これから色んな人に登場願おうと思っております。
以後宜しくお願い致します。

LINE