代々木アニメーション学院「春のオープンキャンパス」イベントレポート 声優「平川大輔さん」によるゲストトークを開催!!

2021.4.7

3/13(土)、春のオープンキャンパス初日、代々木アニメーション学院 東京校に、声優の平川大輔さんがゲストとして来校されました!
※当日、会場ではソーシャルディスタンスを保ち、「新しい生活様式」に基づいた実施となりました。

平川さんは「鬼滅の刃」の魘夢(下弦の壱)、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」の花京院典明などのキャラクターを演じており、繊細でありながら力強いイケボが魅力の人気声優です。

なんと今回は、代々木アニメーション学院に初来校
今回は新人時代のお話なども交えつつ、お仕事から演技についてまで、色々お話しいただきました!

—声優を目指したきっかけは?

「はっきりとしたきっかけはよく覚えていないんです。元々子供が好きだったので、以前は『保育士になるのはどうだろう?』と漠然と思い浮かべたりしていました。ただ子供の頃の自分は“テレビっ子”で、アニメはもちろん、外国ドラマの吹き替え版など、いろんな番組を見ていたので、わりと小さい頃から『声優』という職業を知っていたんです。だから今思えば、『アニメのキャラクターを演じれば、もっと多くの子供を楽しませられるかもしれない!』と考えたのかもしれませんね。」

—本日の参加者の中にも、保育士になるか、それとも声優になるかを迷っている方がいらっしゃいます。2022年度から代アニに「こども学部」が誕生し、声優やイラストレーターの勉強しながら、保育士の資格が目指せる学部が新設されました。

「実際、こどもとの会話と声優のお仕事には、何かを伝えたり、お互いが理解するための話し方や、コミュニケーション能力などで、共通するところがたくさんあるかもしれませんね。」

—参加者の皆さんの中には、どうやって保護者の方を説得すれば良いかと悩んでいる方がいらっしゃいます。平川さんはいかがでしたか?

「やっぱり、熱意を見せることが重要なのではないでしょうか。僕自身は、いくつかの条件はあったものの、ありがたいことに両親から反対はされなかったので、偉そうなことは何も言えないのですが。でも今や、『声優』という職業がだいぶ認知されてきているので、ちゃんと両親に『声優』という職業のイメージを伝えることできれば、説得のきっかけになるかもしれません。」

—新人時代に現場で学び、今も役立っていることは?

右手でも左手でも台本を持つことができ、ページをめくれることでしょうか。新人時代は複数の役を演じることも多いので、ちょっと喋ってすぐにマイク前から避けなきゃいけないことがたくさんあります。できるだけ邪魔をせず、かつ、マイクのセンターに入らないといけないので、左側からでも右側からでもマイクに入れるように、台本をどちらの手でも扱えることがすごく重要だと現場で先輩に教えていただきました。
マイクの入り方については授業でも教えられると思いますが、台本の持ち方は個人差があるので、ぜひ練習して身につけるようにしてください。」

—幅広くいろんな仕事をするためには、どのようなことが必要だと思いますか?

「台本に書かれているセリフやナレーションの文章の中で、何を伝えたいのかを把握できる読解力がすごく必要だと思います。そして相手のセリフを聞いて、どういう感情が生まれてきて次のセリフを返すのかを考えるための『聴く力』を養うことも重要だと思っています。」
(と、ここで、平川さんがアドリブで演技の実演をしてくださいました!同じ台詞でも伝え方によって全く違う表現になることに、会場からは驚嘆の声が上がりました。)
「それから、大勢でひとつの作品を完成させるため、チームワークもすごく大事です。」

トークコーナー後半では、代アニ各校舎から中継でたくさんの質問が寄せられました。

—キャスティングオーディションを受けられる上で、心掛けていることはありますか?

「自分はできるだけ情報をあつめて、キャラクターを把握したいタイプなのですが、余計な情報を入れず、台本にあるものから発揮できる方もいらっしゃいます。どちらでも正しいと思いますが、重要なのは自分に合うやり方を見つけることです。また、『なぜこのセリフがチョイスされているのか?』を考えて、相手に求められていることが何なのかがわかれば、柔軟に対応できるんじゃないかと思います。」

—私は自分の声優としての武器がなかなか見つかりません。平川さんは、ご自身の武器(長所)をいつ見つけられましたか?

「僕自身、自分は何が武器なのかあまり分かっていないのですが…(笑)。周りの方から『ここがいいね』が言われるところがあれば、それは自分の武器になるんじゃないかなと思います。
これは逆の発想の話になりますが、まだこの仕事で食べられない時期に、ディレクターさんとお酒を飲む機会があって、『キミの芝居には色気がない。』と指摘されたことがありました。
その時に、どうしたら色気がつくのかな?と思って(笑)、自分なりに本を読んだり、映画を観たりして、自分の中で試行錯誤した時期がありました。まわりの方がおっしゃることに耳を傾ければ、きっとあなたの武器になる部分が見つかるのではないかと思います。」

—最後に、参加者の皆さんへメッセージをお願いいたします!

「聴く力や、何かを読み解く力は、人生を重ねていく上で、きっと必要になると思います。それによってコミュニケーションが円滑になったり、何か新しい扉を開くことに繋がると思います。いつか皆さんと現場でお会いできるよう期待しております。ぜひ夢に向かって頑張ってください!」

ここで、イベントは盛会のうちに終了。実は当日、東京校には多くの方にご来場いただいたため、急遽会場を増やして中継でご覧になった方もいました。そのことを平川さんにお伝えすると、「中継会場の皆さんに申し訳ないので、よければご挨拶にうかがいます!」と、トークコーナー終了後、サプライズで中継会場へご登場いただきました!

とても丁寧に温かい言葉をいただき、中継会場の皆さんも感動し大きな拍手を送っていました。平川さんの優しいお人柄に、スタッフも感慨ひとしおでした。
平川さん、本当にありがとうございました!!

それから、平川さんは4/24(土)福岡校の体験型オープンキャンパスに参加します。
興味を持っている方、申込は下のリンクから~

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