声優【関智一さん】ゲスト!トークイベント開催!|夏のオープンキャンパス スペシャルレポート
2023.08.25
代アニの夏のオープンキャンパス スペシャルイベントとして、
『機動武闘伝Gガンダム』『PSYCHO-PASS サイコパス』『ドラえもん』『呪術廻戦』など数々の作品で活躍されている
声優の 関智一さん をゲストにお招きし、トークイベントを開催しました!
会場となった東京校は超満員!
全国にある代アニの各校舎でも中継を行い、たくさんの方が集まりました。
冒頭、関さんが代アニのイベントに出演いただくのは、なんと10年ぶり!!というお話が。
関さんのお話が聞きたい!と会場後方で見学していた在学生たちへ、
「10年前からずっと在学生って人はさすがにいないよね?(笑)」と問いかける関さんに、早速笑いが起きていました。
(MC:ちゃんと2年間で卒業してもらえるように、頑張っております!)
イベントでは、声優を目指すまでのことから、演じる際に大事にしていることまで、様々なお話をしていただきました。
ここではその一部をご紹介します!
◆お芝居をはじめられたきっかけはなんですか?
関さん:子供のころのごっこ遊びの延長です。それが楽しくていまも続けられています。
◆声優という仕事には最初から興味を持っていましたか?
関さん:声優に最初からなりたかったというよりは、テレビがにぎやかで楽しそうで、テレビの中に入りたいという憧れがありました。
学生生活のなかで、子役をやっている同級生に声優を勧められて、声優を目指してみようかなと思うようになりました。
◆進路についてご自身の家族にお話ししたタイミングはいつですか?
関さん:高校生のときに、声優の勉強をする場所があるということを新聞広告で知って、親に相談しました。
◆家族に認めてもらうためのアドバイスはありますか?
関さん:親は心配するもの。子供の普段の生活を見ているので、その時だけ口で言うのではなく、本気の姿を見せてみてください。
相手が変わってくれないとよく言うけれど、まずは自分が変われば相手も話を分かってくれると思います。
◆新人時代に学んでいまも心掛けていることはありますか?
関さん:絶対こうということはなく、必要とされることや人は時代によって変わるのであまり言わないようにしているのですが、ひとつ基準があるとすれば、どれだけ好きなのかということが大事。
常に自分に「この職業が好きなのか、やりたいのか」ということを問いかけるのが大切だと思っています。
◆演じる際に大事にしていることはなんですか?
お客さんに楽しんでもらうということが一番です。
私の場合、作品を通して楽しませることになるので、作品が面白くなるために自分がどう立ち回るか、全体が活きるようにということを考えています。
また、台本は自分が出る部分だけでなく、全体を何度も読んでいます。
"声優"という名前なので声にフィーチャーすることに気持ちがいきがちかもしれませんが、声を考えるよりはそのキャラクターの呼吸がどうなっているのか、心や身体がどのような状態なのかを考えて演じていますね。
このほかにも、中継先の各校舎からの質問にも答えていただきました!
中継をつなぐ際も、
「札幌校でーす!」という声掛けに「札幌行きたい!」
「続いては仙台校!」「ずんだシェイクを飲みに行きたいから、呼んで!」
「広島校からも質問です」「わ~お好み焼き!おいしいものがある場所にだけ学校があるな!」
などと、たくさん盛り上げてくださった関さん。
緊張していた質問者の皆さんも、自然と笑顔になっていました。
そしてなんと、今年からアトミックモンキーのマネージャーとして代アニの芸能マネジメント科の卒業生が入った!というエピソードも飛び出しました。
頑張ってくれているという一言をいただき、嬉しい限りです!
最後に関さんから、
目指したい方がたくさんいて、全員がなれる職業ではないので、どうやって勝ち残るかという点では苦労も多いと思いますが、
先ほどお話した"好き"の気持ちで乗り越えていってほしいです。
そして冷静な目も持って、行けるなと思ったら行けるところまでやれば良いし、ダメだなと思ったらスパッとやめて別のことをやっても良いし、
若い時間を無駄にしないように頑張ってもらえたらなと個人的に思っています。
という、素敵なエールをいただきました!
現役で活躍されている声優の方から直接お話が伺える、とても貴重な機会になりました。
関さん、ありがとうございました!
≪関智一さん プロフィール≫
【代表作】
『機動武闘伝Gガンダム』ドモン・カッシュ役
『PSYCHO-PASS サイコパス』狡噛慎也役
『ドラえもん』骨川スネ夫役
『呪術廻戦』パンダ役
他多数
代々木アニメーション学院では、これからも第一線で活躍する方をお招きして、業界のお話を聞ける機会を提供していきます。
プロの言葉には夢へのヒントがいっぱいです。参加したことがない方はぜひお越しください。