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銀河劇場アカデミー開校記念「2.5次元スペシャルトークイベント」開催報告

 銀河劇場アカデミーの開校を記念して、12月19日に天王洲 銀河劇場にてトークイベントが開催されました。
 特別ゲストは、ミュージカル『テニスの王子様』やミュージカル『刀剣乱舞』を手がける演劇プロデューサーであり、一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会の代表理事およびネルケプランニングの代表取締役会長を務める松田誠さん。
 俳優・阿久津仁愛さん(ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、音楽劇『プラネタリウムのふたご』他、出演作多数)。
 俳優・岡宮来夢さん(「ブルーピリオド」The Stage、「BANANA FISH」The Stage他、出演作多数)の3名です。
 銀河劇場アカデミーの説明から2.5次元演劇の今に迫る貴重なお話まで、とても密度の濃い時間となりました!今回はその模様をお届けします!

第一部
ゲスト:松田会長と阿久津さん


『銀河劇場アカデミーが求める人材とは?~俳優編~』をテーマに、熱いトークが繰り広げられました。

「2.5次元舞台で求められる俳優とは?必要な適性やスキルは?」
松田会長:「現在2.5次元の舞台で活躍する俳優は演技以外にも、歌や、ダンスなどたくさんのスキルを求められています。もちろん、それは絶対身につけたほうがいいスキルですが、舞台や作品に対する情熱もすごく重要だと思います。」

「銀河劇場アカデミー「選抜科」では、在学中から現場デビューのチャンスがあります。阿久津さんが『現場だからこそ学べた』と実感するのは、どんなことですか?」
阿久津さん:「実際に劇場での稽古となると舞台にはたくさんのセットがあるので、より臨場感があります。それから、本番で舞台に上がると、お客さんの顔が見えるので、その感覚は稽古する時とは全然違います。これ全部が、現場でしか体験できないことだと思います。」

「キャスティング・オーデイションの時に心掛けた方が良いことは?」
松田会長:「やはり、印象や雰囲気は大事ですね。台詞やダンスの実技審査をしている時以外でも、スタッフは皆さんの事を見ていますよ。受けているキャラクター以外で決まることも多いですし」

阿久津さん:「毎回披露する特技を準備し、オーディションを受けています。多い時には6つくらい特技を準備してオーディションを受けた時もあります。それから、ちゃんとやる気を見せるように、すごく積極的に、手を挙げるみたいなことをします(笑)。」
松田会長:「それは重要ですよ!それを遠慮したり、臆しちゃうと実力が出なかったり、せっかくのチャンスが逃げてしまいますからね。」

「披露する特技は、どのように選べば良いですか?」
阿久津さん:「一発芸とかではなく、作品にかかわる特技を学んで、披露するといいと思います。」

松田会長:「そうですね。全然関係ない特技を披露されても、審査する人がキャラのイメージ浮かないので、あまりお勧めしないです(笑)。もちろん、オーディションを受けている皆様は一生懸命やってくれると思いますが、やっぱりその「コツ」をつかむと、オーディションに合格する可能性がより高くなると思います。それから、オーディションの時に、完全にそのキャラになりきる方もいます。」

阿久津さん:「そうですね。リョーマの時にも意識して、帽子を被ってオーディションを受けました。」

たくさん貴重なトークをご披露いただいた後、お二方からメッセージをいただきました。

松田会長:「2.5次元は俳優としてすごく楽しい舞台だと思います。今日来ていただいた方の中に、お客さんとして舞台を観られた方がたくさんいらっしゃると思います。いつか一緒に仕事できたらいいなぁと思いますし、今後もぜひ舞台を楽しんでください。よろしくお願いします。」

阿久津さん:「舞台に出演させていただいたことで、今まで体験したことがないことをたくさん体験できたし、お客さんに良い芝居を届けることがすごく幸せだと感じます。舞台や俳優の夢を持っている方、ぜひあきらめずに頑張ってください。いつか現場でお会いできるのを楽しみにしております。」

第二部
ゲスト:松田会長と岡宮さん


『銀河劇場アカデミーが求める人材とは?~スタッフ編~』をテーマに、
プロデューサーと演者という目線から、スタッフについてのトークが展開されました。

「どんなスタッフさんと一緒に仕事をしたいですか?」
松田会長:「スタッフの皆さんは本当に家族のような存在です!」

岡宮さん:「そうです。毎日一緒に仕事をしていて、ありがたい存在です。それから、皆さんが舞台や作品に対する情熱をすごく感じます。あるお世話になった演出の方から、『僕らは、君たちが舞台に立てていたらそれでいい。』と言われたことがすごく印象深いです。もともと舞台上で、役者としてお客様に届けるという意識はあると思いますけど、それを聞いた時に、ワンチームということを実感して、あらためて頑張ろうという気持ちになりました。」

松田会長:「そうですね。実際にスタッフさんの中に原作を愛する方がたくさんいるので、心強いですね。知らないことを教えてもらう事もありますし、逆に言えば、役に厳しいです(笑)。スタッフさんが自分の思いを舞台にする時は、役者さんにも頑張ってもらうしかないです。」

「新人時代に現場で学んだことで、今現在も役立っていることはありますか?」
岡宮さん:「初めてミュージカルに参加した時、先輩の『お客さんが観に来た時、そして、観終わった時に、人生が変わるという気持ちをもって芝居をやっている。』という言葉がすごく印象深いです。それが舞台を観に来るという、共感に繋がるんだと思います。」

松田会長:「そうですね。舞台は何ステージもやると、ルーティンというか、作業みたいになってしまうこともあると思います。でも、毎ステージちゃんと準備して、今日のお客様と向き合うことが大事だと思います。」

「製作側から見る舞台のおもしろいところは何ですか?」
松田会長:「自分もこの年齢になったので、役者さんの成長する姿を見るのは楽しいです。最初はヒヨコみたいな感じから、だんだん頼もしくなって過程がすごく楽しいと思います。岡宮さんも、最初の芝居と比べるとめちゃくちゃ成長してきたと思います。そういうところを見るのはプロデューサーとしてうれしいです。」

最後に、お二方から2.5次元業界を目指している方々、そして本日ご来場の皆さまに、メッセージをいただました。

松田会長:「舞台をつくるために皆で一つになって仕事するのはすごくおもしろいし、一人のスタッフとして、俳優さんの成長を見るのも楽しいなぁと思います。ぜひ舞台を楽しんでください。今後もよろしくお願いします。」

岡宮さん:「舞台は本当に人生を変えられる仕事だと思います。今後皆さんと一緒に仕事できたらすごくうれしいと思います。一緒に頑張りましょう!」

銀河劇場アカデミーは令和4年4月に開校予定です。アカデミーについて興味のある方は、説明会へご参加ください。

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