ダンサー「めろちんさん」によるゲストトークを開催!!
2020.11.03
やりたいと思った衝動に素直に向き合い、これと決めたら一直線。
ダンサー、歌手、振り付け師、更に料理人までこなすめろちんさんのトークショーを開催。
めろちんさんはYoutubeやニコニコ動画にオリジナル動画を投稿し続け、その世界を牽引し続けるダンサー&振付師。
初めて投稿した動画の再生数は現在では3,000,000回Over、振り付けをコピーした「踊ってみた」動画は5,000投稿を超える。
踊ってみた界隈では知らない人のいない動画になっています。
最近では8月29日に行われた歌手の天月さんのライブに代アニの学生がバックダンサーとして参加。
その際に学生にダンス指導をしてくれたのがめろちんさんでした。
Choo Choo TRAINかっこいい→ダンス始める!
まずは当日参加してくれた、これから好きなことを目指す方たちの参考に、ダンスを始めた切っ掛けをうかがった。
ダンスを始めた切っ掛けは中学生の時。
ミュージックステーションで見たEXILEのChoo Choo TRAINを見た瞬間「かっこいい!」となりすぐに親に相談したそうです。
親御さんもすぐに近くのダンススタジオを探してくれて初めたのが最初の一歩だった。
ダンス一直線だったかというとそんなことはなく、小学生の頃には野球を、中学生でダンス以外にサッカー、水泳、更に剣道までやっていた。
ゲームやアニメも大好きで、中学の頃はダンスをやっているかネットゲームをやっているかだったそうです。
体育会系かと思いきや、大学では急にパソコン部に入部。
やりたいと思ったら何にでも手を出してしまうタイプなんだそうです。
3,000,000再生超えの初動画投稿からもうすぐ10周年
めろちんさんが有名になる切っ掛けをつくった動画、「【踊ってみた】ハッピーシンセサイザ【めろちん】」はあまりにも有名。
当日の参加者も多くの人が知っていると手を上げてくれて、踊ったことがある人も多数いました。
この動画が生まれたのはめろちんさんがダンスから遠ざかってしまった大学3年生。
当時ニコニコ動画やボーカロイド楽曲が流行っており、投稿された 「ハッピーシンセサイザ」の曲を聞いて、「ビビっと来て踊りたいと思った。」というのだから、運命的なものを感じてしまいます。
動画が投稿されたのは12月、冬の真っ只中。
全身が見える鏡の代わりに、夜で人気のなくなった市役所の窓に向かい、白い息を吐く自分を映して踊りながら、振り付けを作っていった。
これが人生初の振り付けだったというから驚きだ!
大ヒットしたこの動画だが、実は間違って踊っていた箇所があるとか!
それがそのままホントの振り付けとして広まってしまっているそうです。
スーツを着たSEか、焼き鳥を焼きながらダンスをするか
ダンス動画が大ヒットしたら当然、そのまま仕事にすると思うところだが、当時のめろちんさんは全く別の進路を考えていたという。
「大学生時代、ダンスを仕事にするなんてことは考えていなかった」と予想外の答えが帰ってきた。
それどころか、システムエンジニアになるつもりで、スーツを着て就活をしていたそうです。
その考えを変えたのが動画投稿の活動。
当時、焼き鳥屋でバイトしながらダンスと動画投稿を続けていた。
そんな折、少しづつイベントのオファーをもらうようになり、ダンスをしていくことが楽しいと思うようになったという。
「焼き鳥を焼きながら、ダンスをしてもいいんじゃないか」
スーツを着て就活するのは今じゃなくてもできると思い、就活をやめてダンスを続けていたら今のようになったのだという。
「やりたい」、「楽しい」という気持に素直に向き合い、いまではダンサーだけではなくDJ、歌手、キーボードと1人4役をこなした動画もリリースしている。
さらにはコロナ禍のステイホームで料理にハマり、料理に関するお仕事も頂いているというからその多彩さが伺える。
できることや苦手なことではなく、「やりたい」という気持
最後にめろちんさんから今日の場に来てくれた、エンタメ業界を目指す皆さんに一言。
「『なにかが苦手』とか前提を考えずとにかく、『やりたい気持ち』、『好きっていう気持ち』を全面に出して突き進んで欲しい。」
思いを積み重ねてやりたいことを実現してきた、めろちんさんらしい言葉を贈っていただきました。