「意欲さえあれば書けるようになります」 在学生インタビュー【シナリオ・小説科】
2025.02.28

大学時代に創作の壁にぶつかり、本格的に物語を学ぶことを決意したNさんが、シナリオ・小説科で学ぶ中で得たものとは?
創作への情熱と、プロの世界に向けた挑戦についてお聞きしました。
Q.業界を志したきっかけを教えてください。
A.大学1年の時に、自分は物語を書きたいんだと気付きました。もともと好きなことで生きていくのは難しいと考えていたのですが、コロナ禍で先の見通しが立たない状況になり、「だったら好きなことをやろう」と決意しました。独学で創作していましたが、壁にぶつかったこともあり、専門的に学ぶために代アニへの入学を決めました。
もともと『ONE PIECE』をずっと読んでいて、セリフも暗記しているくらい好きなんです。でも絵は描けないと思ったので、こういうエンタメの世界で物語を作ってみたいとこちらの道に進みました。
Q.代アニを選んだきっかけは?
A.体験授業で春日先生の「神話の法則」に関する講義を受けたとき、「この人に教われば自分は書けるようになる」と確信しました。他の学校と迷いましたが、1回の体験授業で心を掴まれ、代アニへの進学を決めました。

Q. 授業で印象に残っているエピソードは?
A.アーキタイプという、めちゃくちゃ簡単に言えばキャラクターの特性や物語における役割みたいなものがいくつかあるのですが、そのアーキタイプごとに短編を書くという課題が印象に残っています。そこで「意外と自分は書けるんだな」と気付き、創作の楽しさを再認識しました。
Q.入学前と比べていちばん変わったことは?
A.物語の構成力が最も成長したと感じます。先ほども話題に上げた「神話の法則」をはじめとしたストーリーテリングの理論を学び、作品の展開や盛り上がりを意識できるようになりました。感覚的なものを理屈で説明できるようになったことも大きいんじゃないかと思います。
Q.代アニの魅力はどういうところですか?
A.すばらしい先生たちです。ストレートエッジさんをはじめ、プロの方々に授業をしてもらったり講評してもらったりと貴重な経験を積めることは大きいです。プロの方の意見で、自分が「ここはいいな」と思っていた部分もさらに魅力的になるので、プロの凄さを実感できます。そういう時に、すごくワクワクしますね。
入学するまで作品を完成させた経験がない人がほとんどの中、今やみんな面白い作品を書き上げています。嫉妬するくらい上手い人もいますよ。クラスメイトとはお互いの作品を見せ合い、意見を交わすことで切磋琢磨しています。ライバル意識を持ちつつも、仲間として支え合える環境は魅力だと思いますね。
Q.将来の夢を教えてください。
A.ライトノベル作家を目指して、公募に応募したり、Web投稿をしたりしています。自分の作品を世に出して、多くの人に楽しんでもらいたいです。
そのためにも、毎日何かしらを書くようにしています。書けば書くほど上手くなりますので、時間があれば書いています。
Q.代アニを志望する人に伝えたいことは?
A.「書きたい!」という気持ちがあれば、代アニに来れば間違いなく書けるようになります。ロジカルに物語を作る技術が身につくので、自分の作品を形にしたい方は、ぜひ代アニで学んでみてください!
