「日本の授業は情報の密度がまったく違う」 在学生インタビュー【マンガ科/留学生】

2025.02.19

中国からマンガを学ぶため留学しているCさん。
「表現の幅が広く、新しいエンタメが生まれる点が魅力」と話すCさんが思う代アニの魅力とは?

Q.どうして日本でマンガ家になろうと思ったの?

A.元々イラストを描いていたのですが、誰かに自分の考えたストーリーを伝えたいと思うようになり、大学卒業後はマンガ家をめざすようになりました。 日本語を覚えて来日したのは、中国よりも表現の幅が自由で、ストーリーを描きやすいからです。また、次々と新しいエンタメが生まれる土壌があり、その点でも日本のマンガ業界は魅力的です。

Q.代アニを選んだきっかけは?

A.代アニはインターネットを通じて中国でも知名度がありますから、最初からここを選ぼうと決めていました。それに、東京校は出版社に近いので作品の持ち込みにも便利ですし、中国からの留学生も多いと聞いていたので、居心地もよさそうだと考えました。オープンキャンパスで先生方がみんな優しくて、とても好感がもてたことも大きなポイントです。

Q.日々を過ごすうえでの工夫ってある?

A.日本に来てから、ストレスを分析して「私は何に悩んでいるんだろう」と考える癖をつけました。マンガのストーリーを想像する苦しみに直面したり、このままマンガ家をめざしていいのかと進路に迷うこともあったのですが、その原因を分析するようになってから、すごく気持ちが楽になりました。

Q.入学前と比べていちばん変わったことは?

A.ストーリーを誰かに伝えることが、より一層楽しくなりました。入学する前はマンガ家になって生計を立てることばかりを考えていましたが、私にとってマンガを描くことは自己表現であって、マンガを通じて自分の可能性を開花させられると気づけたことが大きな成長です。自分のマンガが賞を取ったり、雑誌に載ったりすることを目標にしながら、これからも生活の一部としてマンガを描きつづけていきたいです。

Q.代アニの友達とどんな話をするの?

A.友達はみんな熱意にあふれていて、すごく元気をもらえています。私は周囲よりやや年上なので考えることが少し現実的なのですが、若い人たちと接していると自分が同じ歳だった時の気持ちを思い出して創作意欲が湧いてきます。日本の友達もみんないい人ばかりで、好きなマンガの話題で毎日盛り上がっています。

Q.授業で印象的だったことは?

A.インターネットを通じてマンガの描き方を覚えたのですが、やはり先生と直に交流できる授業だと情報の密度がまったく違います。ストーリーの作り方や作画技法を基礎から教えていただくたびに、それまでの固定概念が刷新されて、新しい自分に生まれ変わっていく感覚になります。

Q.代アニを志望する人に伝えたいことは?

A.自分の中にある熱意を大切にしてください。「マンガ家になりたい」という気持ちはあなただけもので、大切な個性です。マンガ家には個性が絶対に必要ですから、そのオリジナリティを大事にして、代アニに飛び込んでください。

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