「プロの指導や最新機材が魅力」 在学生インタビュー【アニメーター科】

2025.02.19

代アニ校内のコンテストで1位を受賞したMさんは、沖縄から単身上京してアニメ制作を学んでいます。
そんなMさんに上京を決めたきっかけや代アニの魅力について聞きました。

Q.どうしてアニメーターになりたいと思ったの?

A.昔からイラストの模写や、緻密な絵を描くことが趣味でした。中学のころに進路を模索する中で「ONE PIECE」の原画に衝撃を受け、アニメーターを志すようになったんです。そこから沖縄唯一の美術系高校進学を経て代アニに入学しました。

Q.沖縄から上京することを選んだのはどうして?

A.福岡校が沖縄で開催した出張オープンキャンパスに3回ほど参加したところ、代アニが業界でもいちばん規模が大きいことと、現役のプロが講師をされていることにひかれました。最新の機器がそろっていたことも、代アニを選んだ大きな理由です。また、より多くの人が通う校舎の方がいろいろな価値観に触れられると思い、東京への上京を決意しました。

Q.両親は応援してくれた?

A.僕がいた高校は沖縄でもトップクラスに絵が上手な生徒が集まるところで、当時は「どうしてこんなに自分と周囲に技量の差があるんだろう」と悩んでいました。その差を埋めるためにも 「やりたいことはやりきっておきたい」と親に伝えたところ、 アニメ業界に進むことを理解してくれました。

Q.入学前と比べていちばん変わったことは?

A.アニメに限らず、いろいろな映画をすごく細かく見て、そこで使われている技術をインプットするようになりました。少しでも印象に残ったシーンは「こんな場面を思いつくにはどうすればいいんだろう」とコマ送りしながら分析しています。また、しばらく辞めていたクリエイターの絵の模写を再開しました。アニメーターは現場内で画風を合わせることが求められるので、そうやって自分の中の引き出しを増やすことが将来につながると考えています。

Q.尊敬するクリエイターは?

A.鳥山明先生です。「鳥山明の世界」という本を子供のころからずっと模写していましたし、アニメの「ドラゴンボール」も小学生のころから熱心に見ていました。尾田栄一郎先生や堀越耕平先生のマンガもとても素敵で、いつも参考にさせてもらっています。

Q.授業で印象的だったことは?

A.キャラクターを動かす技法です。アニメは1秒間に何枚も作画をしますが、あまり等間隔に動きをつけると無機質っぽく見えてしまうんです。代アニに入学するまでは、どうすればキャラクターが自然に動くかを考えたことがなかったので、すごく新鮮に感じました。

Q.代アニを志望する人に伝えたいことは?

A.自分のやりたいことを大事にしましょう。周囲にいろいろなことを言われて迷うこともあると思いますが、自分が何をやりたいのかを芯に据えてください。そうすれば、もし失敗しても「次はもっといいものをつくろう」というモチベーションにつなげることができます。

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