「未経験からの挑戦」 在学生インタビュー【アニメ3DCG科】
2025.02.28

「クリエイティブな仕事でアニメに関わりたい」と、アニメ3DCG科への進学を決めたMさん。
3DCGに関する知識ゼロで入学しましたが、2年間の勉強を経て制作会社への就職が決まりました!
そんなMさんに、業界を目指したきっかけや代アニでの学びについてお話を伺いました。
Q.アニメ業界を志したきっかけを教えてください。
A.コロナ禍の影響で気分が落ち込むことが多かった高校2年生の時に、友達に勧められて観た『僕のヒーローアカデミア』にとても元気をもらいました。その時、「自分も人に元気を与えられるようなアニメを作りたい」と強く思い、業界を目指すようになりました。
Q.代アニを選んだきっかけは?
A.もともと絵を描くのが得意ではなく、「アニメに関わる仕事で、絵以外の分野はないかな?」と調べたときに3DCGの存在を知りました。制作進行なども検討しましたが、やはりクリエイティブな仕事がしたいという思いが強く、3DCGを学ぶことを決めました。未経験でしたが、飛び込んでみよう! と思いましたね。
学校についてもいろいろと調べていたのですが、あまり詳しくない自分でも代アニの名前は知っていたんです。それだけ有名な学校なら安心できると思い、進学を決めました。
Q.進学を決めたときのご家族の反応は?
A.「やりたいことが見つかっているなら、しっかり頑張ってほしい」と応援してくれました。ただ、「2年後の目標を明確にして進学すること」を条件として話し合いました。そこで、私は「卒業後3DCGアニメーションの仕事に就く」という具体的な目標を伝え、納得してもらいました。
Q.オープンキャンパスには参加しましたか?
A.なかなか時間がなくて、入学が決まってから行きました。それまで3DCGに触ったこともなかったのですが、そこで初めて体験しました。マグカップを作るという内容で、先生の説明を聞くと簡単そうでしたが、やってみたらめちゃくちゃ難しくて(笑)。

Q. 授業で印象に残っているエピソードは?
A.先生に「かっこいいアクションよりも、可愛い動きのほうが向いている」と言われたことです。最初は驚きましたが、実際に可愛いキャラクターの動きを作ってみると、「可愛いからこそ活きる表現」があると気づき、面白いと感じるようになりました。
Q.入学前と比べていちばん変わったことは?
A.アニメーションを観る視点が変わりました。以前はストーリーやキャラクターの心情に注目していましたが、今は動きの表現やカメラワークにも目が行くようになり、より深く楽しめるようになりました。
Q.将来の夢を教えてください。
A.人以外のキャラクターの動きを作ることに興味があります。動物や架空の生き物など、正解がないものを自分で一から考えて作るのが面白そうだなと思っています。また、少年漫画のアニメ化作品のアクションシーンが好きなのですが、『鬼滅の刃』のエフェクトやカメラワークが特に印象的で、「こんな映像を作れるようになりたい」と憧れています。

Q. 代アニの設備や環境で気に入っている点は?
A.パソコンが複数台使えることです。レンダリングなど時間のかかる作業を別のPCで進めながら、もう一台で作業ができるのはすごく助かっています。私はアニメの知識が全くない状態で入学しましたが、それでも授業についていける環境が整っています。初心者でも安心して学べるのは、代アニならではの魅力だと思います。
Q.代アニを志望する人に伝えたいことは?
A.最初は「これができない」「あれが難しい」と思うこともあるかもしれません。でも「こういうアニメを作りたい!」という気持ちがあれば、必ず成長できます。インプットを大切にしながら、目標を持って頑張ってください!
