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2016.12.06

声優タレント科在学生【中尾僚佑】君に直撃インタビュー!大学から声優の道へ・・・代アニに入った理由とは?

声優タレント科中尾僚佑君インタビュー

代々木アニメーション学院声優タレント科で勉強する在学生の中尾僚佑君。
SHOWROOMで行われたHoneyWorks・映画第2弾「好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~」への学生出演をかけたオーディションにて、男女1名ずつ選出という厳しい条件の中見事合格し、在学デビューを果たしました。
そんな乗りに乗っている中尾君に、インタビューをさせて頂きました!

声優タレント科中尾僚佑君インタビュー

Q:声優を目指したきっかけは何ですか?


声優タレント科中尾僚佑君インタビュー

大学在学中に、元々はカウンセラーや先生を目指していました。
実際カウンセラーは大学の先生に付き添ってやってみた経験もあるのですが、楽しさもあったのですがやはりきつい部分もあって、迷っていた時に友達からアニメを見るように勧められたんです。
その時に、ある声優さんが色々な役をやっているのを見て、それにすごい魅力を感じたんです。
しかも今、声優さんは歌ったり踊ったりMCやったりラジオやったりと様々なことをやられているのを見て、自分もそんな風に色んな人生、色んな経験をしてみたいなって。
それで、「声優」っていう職業を目指してみようってなったんです。

Q:代アニに入学するまでの経緯はなんですか?


まず声優を目指すっていうことを両親に相談したんですが、まぁ普通に反対されました。
特に母親の方は断固反対だったんですが、父親の方は「本当にやりたいんならまず絵に描いて見せろ」って言ったんです。
「絵に描く」っていうのは、いわゆる絵画とかそういうことではなく、人生の設計図を持ってこいということです。
何年で学校に入るのか?何年で事務所に入るのか?とか、費用の事も含めて、全部絵に描いて見せてみる。
あと、もう一つの条件が大学の単位を一つでも落としたら、留年させてでも卒業させるからというものでした。
それで、設計図を作って、OKをもらうことが出来たんです。
お金も自分で出す条件でした。1年間フリーターをして、お金を貯めて、色んな学校を調べて体験入学も行って、自分に合ってるなと思ったので、代アニに入ることになりました。

1年間フリーターをしたのも、その期間声優になるんだ!っていう志があるのかどうかっていうテスト期間だったっていう意味もありました。

バイトも多いときは7個掛け持ちしてました。それで入学金も全部貯めました。
親も、今は応援してくれています。

Q:「人生設計」を作ったと言ってましたが、具体的にどのようなものを作ったんですか?


声優タレント科中尾僚佑君インタビュー

まず、何月から何月まで何をやるということを書きました。
バイトの予定もあって、どのバイトでどれだけ稼ぐ、計これだけ稼ぐ、家にどれだけ入れて、バイクのガソリン代とかそういうのを抜いて、これだけ貯金できるとかそういうのです。
それで、この期間まで入学金を貯めて、いつまでに入学出来ますよ両親に提示しました。
あとはいつまでに事務所に入って、30までに目が出なかったら諦めます。とかそういう感じです。
人生のタイムスケジュールですね。

Q:今何か目標はありますか?


具体的な設計図を作った割にはけっこうふんわりしてるんですが、とりあえず「有名になる」ってことですね。
卒業して3年後には売れてる声優さんになりたいです。
入学するまでの一つの目標が在学デビューでした。
最近ハニーワークスさんで映画の声優をやらせてもらうことが出来たので、その目標の一つを叶えることが出来て本当に嬉しかったです。
代アニに入らなかったら、こういうチャンスに巡り合うことも出来なかったと思います。

あともう一つの目標は、みんなに知られる声優さんになること。
ちゃんと稼いで食っていける声優さんになることです。

Q:今どのような授業を受けていますか?


声優タレント科中尾僚佑君インタビュー

今は卒業公演の舞台の練習がメインですね。
僕の役のキャラクターは台詞がすごく多いので結構大変です。
クラスの雰囲気がいいので、毎日楽しくやっています。

Q:代アニの授業の一環で、SHOWROOMをやっているようですが、そちらはどうですか?


すごく楽しいです!
リスナーさんとの距離が近いので、その距離の取り方だったり、すごく勉強になります。
応援してくれるリスナーさんもとてもありがたいです。
あと、やはり自分自身の勉強になりますね。
朗読だったり歌だったりそういうのを実際に聞いてもらえるっていう本番の場だと思います。
元々機械音痴で、配信をしたりするのは初めてなので、最初はすごく緊張しました。

Q:これから声優を目指す方々になにかメッセージはありますか?


声優タレント科中尾僚佑君インタビュー

そうですね。代アニに入ると、想像を絶する2年間が待ってると思った方が良いです。
代アニっていうのも正直業界、芸能界の一部なんですよね。
今までの一般常識が覆されることも毎日のようにあるので、多分戸惑うことも悩むことも多いと思います。
ただ、そういうことは演技とか技術だけでなく、人間的に成長出来るので、臆せず積極的に食らいついていくべきだと思います。
僕らにも言えることですが、積極性だけは失ってはいけないんじゃないかな。
色んなことの大前提だと思いますね。
折角選んだ道なんで、全力でやってみて欲しいです。

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