「毎日時間を決めていて、大体1日10時~19、20時までで5ページくらい進みますかね。徹夜は一切しません。」
と、世間のイメージする漫画家とは思えない、きっちりしたスケジュールで生活しているとのこと。
「プロとして、仕事に支障が出ないように、生活や環境を整えることは大事ですよね。突然風邪引いたりとかね、人生何があるか分かりませんから」と松田会長。
また、「昇降式の机を上げ下げして、立ったり座ったりしながら疲れないようにして描いてます。作業場にぶらさがり健康器も置いていて、アシスタントさんたちには『数時間ごとに必ずぶら下がりなさい』と言って背筋を伸ばしてもらってます(笑)」と体にも気を使っているようでした。
また、舞台『ライチ☆光クラブ』と舞台『帝一の國』の映像の一部を観ながら、当時の裏話も。
「『ライチ☆光クラブ』も、原作では踊ってない。けど、「みんながゼラに統制されている」という表現がダンスに代わっているだけなんですよ。そういうところが舞台化の面白いところですよね」と、松田会長。
そして本日はサプライズで兎丸先生の実演コーナーもありました!
「服のシワは何パターンか覚えれば簡単に描けますよ。」
そう説明しながら、サラサラと美しいゼラを描いていく兎丸先生。
その様子に、学生たちからは感嘆の声が上がっていました。
また、実演の後にはテレビ中継で各地校からの質疑応答も。1つ1つの質問に丁寧に答えて頂き、貴重な体験となりました。