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2020.11.25

金沢校通信vol.8公開!!『イラストコンテスト』受賞者座談会大開催☆今回の勝因から今後の意気込みまで存分に聞いちゃいました!!

イラストコンテスト受賞者座談会

◆今回金沢校からイラストコンテストで受賞した4名の方(H1さん、H2さん、Fくん、Tさん)に集まっていただきました。
イラコン受賞おめでとうございます~!そしてお疲れ様です。
※イラストコンテストのイラストは前回の金沢校通信vol.7に掲載されてますので是非チェック!

全員(以下:全)「お疲れ様です~。」

◆Mが今熱い彼らにインタビューしようと思います!今回のイラコンの勝因とか教えてもらっても良いですか?

H1「テーマがSNSを題材にしていて、他にも猫のキーホルダーとかリュックとかアイテムをこだわって、描きたいものを描けた事ですかね。」
F「上から下まで細かく描かれてるよね。」
M「見てて楽しいな~って。」
H2「とっても可愛いです。」
F「今の令和の時代に合ってるし、その辺が強かったんじゃないかな?」
M「賞取った時どうだった?」
H1「びっくりしました!」

F「まず足なんですよね、スタート地点。足に機械的な装備がかっこいいな、描きたいなって思ったのが最初なんです。そこから令和をすり合わせてウイルスに立ち向かうというか。流れに身を任せたらこういう(笑)」
全「(笑)」
F「本当に流れの中で思いついた事を入れまくった結果なですよね。そこに自分の好きなもの、靴とかヘッドフォンとかマスクも。好きなものとテーマをかっちりと合う様に描きました。ラフの出来た時点で賞とか関係なくこのキャラ好き~ってなって(笑)描いて楽しい~ってなって、細かいところまで全集中って感じで。いつもより線画細いんですよ、Tさんは知っていると思いますが。」
T「え?なになに?」
F「線画細~って言ってなかった?」
T「え?(笑)言ったっけ??」
全「(笑)」
F「いつもだったら止めてしまう所で、今回はもうちょっとみたいな(笑)もう一回クリナップして線画描きましたね。」
M「オレンジのラインが目を引くよね。他の作品が並んでいてもパッとオレンジが目に入る。しかもそのオレンジ以外のカラーがしっかり抑えられていて、余計に映えるよね。」
F「ラフの時点で白黒オレンジで行こうって、TさんとHさんに話したよね?(笑)実はラフ交換とかしてて、ちょっとピンクにしようかって話もしてたよね。」
T「でもそれはダサいって(笑)」
全「(笑)」
M「令和カラー取り入れようとしてたんだ(笑)」
F「そうそう(笑)令和カラー入れようとして(笑)他にも資料集めの際にピンクが出てきて、でもダサいって思ったし言われた(笑)」

H2「正直最初は美少女部門だけにしようと思ってたんです。やっぱり競争率高いしな~って」
「(笑)」
H2「で、まぁサムネにぱっと目につきやすいようにしたいと思って、色とか構図だったりを意識して目立つ様にしました。」
F「シーンイラスト前にキャラデザがしっかりしてるから。」
M「5月期のキャラクター制作自体の配色も最高だったよね」
F「イラストみたらすぐにH2さんのイラストだってわかる。絵柄がブランドになるよね。」
M「好きな人に共感されやすいし、フェチがあっていいよね」

T「講師賞なんで勝因という感じじゃないんですけど、選んでくださった先生の心に何かしら刺さって良かったなって(笑)」
M「じゃあ今この作品みて改善したらいいなって思った場所ある?」
T「エフェクトが強すぎ?のと空間が感じられない所をどうにかして。あと猫にも何かしら照準が合わせられたらいいかな。」
F「派手さはあるけどね。」
T「もしかしたら今回煽りの構図が受賞したの多かったんじゃないかな。」
F「そうだね」
T「ダイナミックな構図がシーンイラスト部門では目が引くものが受賞してる」
M「ぱっと見て引き寄せる構図も大切だよね。みんな終わった後もしっかりと作品を振り返ったり、研究していて素晴らしいじゃんかよ。最高っ。」

◆今回のコンペ全体で思ったことは?
F「本当にレベルが高かったし、描いている絵にちゃんと考えがあるのが伝わった。」
M「私はTさんの美少女の作品好きだったんだけどね~!めっちゃ好きだった(笑)」
※今回のコンペは1人2部門まで応募が可能でした。
T「ありがとうございます(笑)」
F「俺絶対入ると思ってた~(笑)絵の上手さだけじゃないのかなって。第一にテーマ、第二に画力な印象。」
T「イラコンだからとてもみんな力が入ってるなって思った。イラコンの次の月から課題から各校の作品が見れるようになったじゃないですか。賞を取った方や個人的に好きなイラストを探したり照らし合わせてみたんです。」
F「あ~俺も照らし合わせてみた(笑)」
T「それで、今の課題とイラコンの時で時間の掛け方が違うなって。あれ?って思った(笑)」
F「賞取った人はみんな確認しました。まぁ課題は厚塗りって言うのもあったからからかな。」
M「めっちゃ見とるやん~研究しとるね!」
F「でも今回のイラコン自体いい刺激を受けましたし影響もありました。」
H2「イラコンの全体のレベルが高かったです。その中で金沢から4人も受賞したのが凄いなって。」
F「割合やばいよね。個人的な話なんですけど、散髪屋の人にもアドバイスをもらいました(笑)」
「(笑)」
M「でもイラスト描かない人の意見もとても大切だよね。意外な言葉貰えたりするし。」
F「そうっすね。そういえばこの間の金沢校のイベント、学生作品展示会(11月3日)でお手伝いしたんですけど、ここの4人のコンペのイラストの看板見て来ましたって言われて超嬉しかったです。本当にいたよ?(笑)」
F以外「おぉ~(ニンマリ)」
F「すごい直接反応がもらえるのと見てとても新鮮でした。」

◆キャラクターを描くときに心がけていることは?外せないところは?
H1「足をしっかり描くようにしてます。」
M「確かに!5月期の時よりすごい足が魅力的になったよね、めっちゃ成長したよね。」
H1「高校の友達に見せてもらって...(笑)」
全「(笑)」
F「資料が近くにあるのか~めっちゃ羨ましい!」
T「私はキャラの内面を考えてから、外側を作るとしっかりした子になるかな」
F「そういうの考えるの好きやろ?」
T「特訓かな?好きと言うより、こうした方が良くなるからそれが出来るように頑張っている。」
F「僕は白紙の状態で描きたいシルエットを決めてから...内面を考える。今回のコンペもAラインにしたいのと足の装備から出発して、そこから手を前に出すのが次にきて、じゃあそこに何があるのか?って言うのを連鎖的に考えていく感じでした。ラフが出来る頃にはその連鎖がいっぱい広まっていって、心がけてるとしたら、その広がりをどこまで広げられるか。連想ゲームというか、どれだけ沢山考えられるかを頑張ってます(笑)」
H2「私は最初に必ず描きたいものを1つか2つ決めてから、そこに肉付けしていく感じですかね。描きたくないものを頑張って描いて、それで評価が悪かったらちょっと...ってなるので(笑)」
全「(笑)」
H2「それなら好きなもの描きたいなって(笑)」
F「イラコンのシーンのあの子は最初どう言う事考えたの?何が描きたかったの?」
H2「女子に学ランを着せるのが好きだから~。」
F「おぉ、そこ始まりか。いいね。」
H2「あとは肉付きが良いとか、髪型のツーブロックが好きとか、色合いとか。」

◆コロナ禍で作品制作の授業が多かったけど、今までの授業で印象に残ってる単元ってある?
H2「特別講義かな。岸田メル先生が来た時がとても印象に残ってるかな。学校以外で沢山の事が聞けるので凄いお得だなって。」
H1「私はコロナ禍で自宅授業していた時かな。この代アニに入学した理由が”最初から基礎を学びたい”と思った事で、自宅での課題が基礎についていっぱい出来たのでとても良かったです。」
F「あ、わかる。為になったなって思った。僕はデッサンです。初めてやりました。」
H1「一緒。」
F「おっ一緒。デッサン大事って言われてたけど何が大切なのかなってわからなくて、授業を受けて実際にやってみてから大切さがわかったし、今はデッサン大事って言える立場になりつつある(笑)」

◆今後の意気込みは?
F「もし次もイラコンがあるのなら、また賞取りに行きたいな。」
H1「基本をしっかり抑えて描けるようになりたいな。」
F「僕言っちゃいますけど、大学中退してニートしてたんですよ。絵だけは少しずつ描いてて、そしてこの学校来て案外俺上手く描いてるのか?と思って自信が付いたんですけど、校長に肩をバシッって期待してるぞみたいな感じで叩かれたりしてちょっと気合が入った(笑)ニート時代から思うと期待される人になったな~って思って(笑)そういう期待される人間になりたい。今お仕事も受けているんですけど、それらもしっかりとこなして行きたいかな。」
M「コンペ終わった後、”燃え尽き症候群”にならないでね。なんか全て出し切って放心状態になって描かなくなる人とかいるらしいからね。」
F「あ、僕それなりました。なのでどかっと腰を据えて、よし気合入れて描くか!ってよりも隙間の時間に、あ~ちょっと描くか~くらいの軽さが欲しいんですよね今。」
M「なるほどね...調整していかなくちゃ苦しいもんね。H2さんはどう?」
H2「私凄い自信なくて...、自分の絵もあんまり好きじゃなくて。」
M「え~~~嘘ぉ!見てる側は凄い好きなものがバシッって伝わってくるんだけどね!」
H2「あまり満足いってないんですよ。なので自分の絵がその理想に近づけれるように、近づけられたらいいなと思います。」
M「そうやね、いろいろ日々研究やな。Tさんはどう?」
T「自分の将来の方向性をしっかり定めて、その方向性と画力のすり合わせをちゃんとしていきたい。あとこれは願望なんですけど、完成させた作品をもっと増やしたい(笑)」
F「ポートフォリオにも載せたいよね。」
T「そうだね、載せるかどうかは別としてもしっかり完成形を増やしていきたいかな。」

◆本日はありがとうございました!
とても皆のイラコンへの思いだったり、制作への熱い姿勢が聞けて良かったです!
4人に共通している事は、とりあえず楽しんで描く!好きなものを追求する!をしっかりやっている印象でした。その為に普段からいろいろ工夫をして制作に取り組んでいるのですね!
またとても研究熱心な子たちが多い!しっかりと考えて次に活かす取り組みをしているようです!
今後の彼らの活躍、ますます期待しちゃいますね~!楽しみだな~。

こういう機会があったら次回も是非インタビューしたいですね!金沢で賞を取ってインタビューさせてください!ありがとうございました!

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年末まであと少し、2020年後悔のないようにいろいろチャレンジ・一歩を踏み出す事をやってみましょう!

今月の校長の一枚

別れがあれば出会いもある。
すべての出会いに感謝やで。

…あれ、なんか金沢のCMで聞いたことあるような。。。

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