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アニメ音響科卒業生!ピーズスタジオMA【石井佑樹】さんに職場訪問インタビュー!

2016.10.25

アニメ音響科2016年3月卒業生の石井佑樹さん。
現在、ピーズスタジオにてMAのお仕事をされている石井佑樹さんの職場に訪問し、インタビューをさせて頂きました!

[t_seiyu_s]卒業生ピーズスタジオMA【石井佑樹】

Q:仕事の内容は何ですか?


[t_seiyu_s]卒業生ピーズスタジオMA【石井佑樹】

アニメのアフレコ収録、ゲーム収録、ナレーション撮り、アニメ専門でやっているところもあるんですが、うちのスタジオの場合は、映画やドラマ作品のコメンタリー収録等も幅広くやっています。
今は収録のアシスタントとして従事しています。
収録はミキサーの方とペアになり、ミキサーの方がミキサー操作し、音声のボリューム等を調整して、アシスタントがプロツールスでPCに音声を録音していくという流れです。
あとは、収録前の準備を行い、ミキサーの方が来れば収録できる状態にしておきます。

最初はアシスタントのアシスタント(サブアシスタント)といった形で現場に付き、仕事を覚えていく感じですね。
始めは現場に慣れていないですし、ちょっと前まではアニメはテレビで見るものだったので、アフレコの現場を実際に見て、その場の雰囲気に緊張していました。

サブアシスタントとして先輩アシスタントの指導を受けながら、現場で仕事を覚えていきました。

Q:代アニで教わったことなど、現場で役に立つことはありましたか?


ケーブルや、プロツールスの使い方など、現場で必要になる基本的なことを学べたことですかね。

Q:代アニに入学しようと思ったきっかけは何ですか?


[t_seiyu_s]卒業生ピーズスタジオMA【石井佑樹】

きっかけとしては漠然と「収録がしたい」といったものでした。
音楽をやっていた影響もあって、そういうものに興味を持ってて。
それで、そういった技術を学べるところを探していたんです。
で、その中で元々アニメやマンガが好きだった事もあって、「アニメのアフレコ収録」を出来るようなところを見るようになって。
そんな時に代アニに行きつきました。

授業の中でプロツールスの資格が取れるという説明があったので、それもいいなと思ったポイントでした。
体験入学等に参加してみて、アニメの音響、アフレコ収録が出来るといった点が自分のやりたいことに合っていると思い、入学を決めました。

Q:代アニに入ってよかったこと等はありますか?


[t_seiyu_s]卒業生ピーズスタジオMA【石井佑樹】

さっきもちょっと出ましたが、技術的な基本的なことを学べるというのがあります。
あと、学生のうちからある程度の現場を見れた、っていうのがよかったですね。
代アニ時代に授業で外画の収録現場を見学できる機会があって、間近でそういうものが見れたのはいい経験になりました。
あとは、音響関係で知り合い、友達が出来るっていう点も良かったですね。
そういう同じ趣味を持った仲間と勉強できるっていうのは、すごく楽しかったです。
現場にも結構代アニの同級生とか、先輩がいっぱいいるんです(笑)
意外とそういうの安心感あるんですよね。

あと、声優コースの子とか、ほかのジャンルの友達が出来たのが良かったです!
いつか現場で逢えたらな~なんて思います。

Q:将来の野望、目標はありますか?


[t_seiyu_s]卒業生ピーズスタジオMA【石井佑樹】

野望ですか(笑)
いまは…とにかく、仕事を覚えてやっていくことで頭がいっぱいだったりします。
アシスタントの仕事をなんとかしないと。

目標としては、ミキサーになることかもしれませんが、今はアシスタントの仕事を精一杯やっていきたいです。
アシスタントって、仕事としてもう確立しちゃってて。
例えば「このシーンが見たい」なんて要望があったら、すぐにそのシーンのタイムを打ち込んで出さないといけない。
どれがOKテイクなのか台本に書いたりして覚えて行って。
とにかく覚えなきゃいけないこととかやらなきゃいけないことが沢山あります。
それをちゃんと出来るようになるのが、当面の目標ですかね。

Q:これからこのアニメ音響の世界に携わりたいと考えている後輩たちのために、何かアドバイス等ありましたらお願いします。


[t_seiyu_s]卒業生ピーズスタジオMA【石井佑樹】

覚えることは実際の現場の方が多いと思っておいた方が良いです。
学生のうちは、とにかく基礎を覚えたり、いろんな人の話を聞いてみることが大事なんじゃないですかね。
僕はとにかく資格を沢山取って、勉強を頑張ってました。
そういうのはやっぱり自分の力になるし、面接の時とかに自信にもなります。

「アニメが好きだからアニメだけ」っていうのはもったいないかもですね。
会社に入ったら色々なことをやるので、そういうのを逆に楽しんでいって欲しいです。

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