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2020.12.04

【週刊少年マガジン】マンガ科出版社審査会開催!合格者多数輩出!

11月10日(火)、11月12日(水)に代々木アニメーション学院 東京校にて、マンガ科在校生を対象にした出版社審査会を開催しました!
この日は、小学館 週刊少年サンデー様が来訪。全校のマンガ科生の作品について、講評をいただきました。

 

 

 

 

今回参加した代アニ生47名中、見事13名が合格!

合格者は以下の方々になります。

東京校1年 櫻井健斗
東京校1年 大橋拓斗
東京校1年 張井佳
東京校2年 黒山羊
仙台校2年 藍植おかき
名古屋1年 藤あきなか
名古屋2年 郷田敬吾
名古屋2年 あまきさき
大阪校1年 アマネ
金沢校2年 猫川
広島校1年 高橋海人
広島校2年 澄川隼人
福岡校1年 ウチツカサ
全拠点から合格者がでました!

この度の合格、本当におめでとうございます!!

◆講師コメント◆

13名もの合格者が出て大満足でした!しかも全拠点から合格者が出る結果となり嬉しい限りです。
模写の重要性を説いてくださる方が多かったので、今後ぜひ取り入れていきたいと思います。
不合格になってしまった学生へも丁寧にアドバイスしてもらえたので、次回作に活かしていきましょう!

 

【週刊少年マガジン様の総評】

・全体的に描きたいものがハッキリしているようで好印象。
 しっかりと自分が描きたいテーマを決めている学生さんが多かった。
・専門校の審査会に参加するのは久しぶりで、
 以前に比べ良い意味でみんな好き勝手描いている。描きたいものが明確に読み取れる。
・絵がうまい学生が多かった。
 クオリティーは個人差はあるが全体的に高い。
 自由さが良く、楽しそうに描いているんだろうなというのも伝わる。
・審査中、学生さんがきちんと会話できる(コミュニケーションをとれる)のが良かった。
・8Pなどのページ制限があるなら「キャラマンガ」に振ってしまったほうが練習になる。
・アイデアやイメージはあり基礎はできているが、
 まだまだ読者満足度を満たすレベルではないので、もっと練った演出が必要。
・たくさん描く生産力を伸ばしてほしい。
・模写を数多くやらせてほしい。
・連載マンガの第1話は読み切りに近い形で構成されていることが多い。
 どのような展開で描かれているのかを意識しながら、1ページずつ丸々模写してみると良い。
・王道のバトルファンタジーを描くなら余計に基礎力が大事。
・「予想できる展開」はきちんと話を説明できている証拠。
 ただ、「なるほどな」と予想を上回るオチを用意しないと物足りない。
・セリフに頼りすぎない。状況説明はキャラ立てではない。キャラの言動、芝居で見せる。
・キャラを好きになってもらうこと、「良いな」と思わせるポイントを意識する。
・編集部では「単行本でお金を稼げる作品か?」ということが基準になっている。
 そのため、ページ数が少ないこともあるが、ギャグマンガ自体のハードルが高い。
 このジャンルで行こうと思うなら覚悟が必要。
・少年誌ではやはり主人公自身が汗をかいて努力する姿に読者が応援したくなるもの。
 ご都合展開で問題が簡単に解決してしまわないように、
 もしくは他のキャラクターのおかげで解決しないように、主人公を活躍させてほしい。
・ストーリーに直結しなくても、キャラクターの好きなものや趣味は見せていった方が親近感が湧く。
・ギャグやコメディは行き当たりばったりではなく、
 そのキャラならではのテッパンネタでリズムを作っていくと良い。
・神の視点で描きすぎない。すべての登場人物の心情や状況を描きすぎるとハラハラドキドキしない。
 読者が主人公と同じ目線に立って、相手キャラの心情や思惑を探っていくぐらいでちょうど良い。
・デジタル作画だからというのは関係ないが、トーンに頼りすぎなところも多い。
・キャラクターが弱くシチュエーション漫画になっているところもみられたので
 キャラクターづくりをしっかりと行い、キャラクターの性格で物語を作っていくと良い。
・マガジンは気持ちの良い漫画が増えてきており、あくまで週刊少年漫画誌であること、
 週刊少年漫画誌に憧れている人を待っています。

などなど、今後の参考になるコメントをたくさんいただけました!
この経験を次に活かしていきましょう。

今回参加した学生の皆さん、お疲れ様でした!そして、来訪して頂いた週刊少年マガジン様もありがとうございました。
これからも代アニは夢を追いかけて頑張る学生を全力でサポートしていきたいと思います!

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